篠栗町の大型の戸建住宅団地開発

粕屋町と篠栗町は隣接しているにも関わらず、片や人口が増加しており、一方は減少中ということもあり、篠栗町に大型の戸建住宅団地を開発する計画が浮上しているようだ。

篠栗町役場の北側、多々良川を渡った、201号線高田交差点の南西角がその場所で、現在はまだ田圃、9棟の分譲マンションが建ち並ぶ、ベンタナヒルズ篠栗にもほど近い距離にあり、100戸を越える大型団地の模様。

ただ、構想は端緒に付いたばかりで行政との調整は今から、さらにその後、測量地質調査を経て開発行為の申請になるため、完成は平成32年過ぎの様子。

篠栗町といえば、分譲マンションのベンタナヒルズや、九州八重洲興業が開発した戸建団地が完成して既に30年近くが経過しているだけに、久々の大型住宅団地開発に期待が掛けられている。

 

粕屋、志免、新宮と須恵、篠栗、宇美~久山 

以前にも書いた記憶があるのだが、人口が増えないことには発展はない。地方都市に限らず、国もそうで、人口が現在の1億2000万人から減少に転じ、はやければ平成52年に、日本の人口は1億人を切るとの予測がある。
こうなると、GDP世界第○位という声は、マスコミですら聞かれなくなるかもしれない、なにせ65歳以上の高齢者の割合が30%代半ばまで進み、競争力以前の問題になる可能性が高いからだ。
輸入商品が生活物資のほとんどを占めるかもしれない。
国内のいたるところに限界集落があるようなものだ。
篠栗、須恵、宇美町はそうした集落の二歩ぐらい手前の存在になっているかもしれない。