少子化問題

21世紀に入ってから終身雇用制度が崩壊し、パートや派遣などの比正規社員が、企業にとっては非常に便利な切り捨て易い雇用形態となり、年功序列の給与体系にも、変化が出始めた。
これ以前は正社員が当たり前で、初任給は低くとも勤務年数を経るに従い、自然と給与は増える仕組みで、結婚を前提に将来を考えることが出来る、道筋が見えていたものである。
ところがアルバイトやパート、派遣社員の給与では、将来の設計などを描くことは出来ず、将来への不安から結婚に踏み切れない若者が、増えているのは当然と言って良いだろう。
出産し子育てするには体力が必要で、三十代後半では会社の中堅として仕事の量と責任が大きく也、夫婦ともにかなりの重労働になるのは間違いない。
子供を預ける保育園に通うのでさえ、かなりの時間と労力を要するもので、その経験が無い先生方に、「保育園落ちた」の母親の気持ちを、理解させるには無理があるのではないか。
マスコミは安部総理夫婦と、子育て中の若いママたちを、育児について対談させてテレビで放映すれば、安倍総理がどの程度子育てを理解しているのか、たちどころに判明し国民も納得するだろう。


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