マスコミの思惑

安倍総理は解散総選挙を否定しているが、新聞各社は新年早々、次の総選挙立候補予定者一覧表を掲載したため、なぜ今頃報じたのか、首をかしげた人も多かったはずだ。

衆議院の先生方の地元事務所では、大半が選挙事務所を確保し、名冠居はアルバイトの確保も行なったという話も聞く。

予定されている2月19日の日曜日は、自民党が好む大安吉日で、投票箱設置や開票場所として予定されている学校や公民館などは、既に役所によって押さえられたとの話もあるから不思議だ。

長きにわたる自公連立内閣も双方に何らかの不信感が芽生え始めており、日本維新の会の動きや小池新党設立の噂、そして民進党分裂の情報など、昨年からの規定路線に対する歪が目立ち始め、また世界各地ではあらゆるものが内向きに向かうなど、100年前を喧伝するマスコミもあり、何が起こってもおかしくない様相を呈してきた。

解散!~そして総選挙?

師走の声とともに街は一段と慌しくなり、永田町からは解散風が吹き始め、代議士の先生方も常在戦場の気持ちで、粛々と選挙に向けて準備をしているようだ。

総選挙になれば激戦が予想される、話題の選挙区になるであろう福岡2区では、12月4日の午後1時から、「福岡タウンミーティング実行委員会」が、西鉄高宮駅近くのアミカスホールで、衆議院福岡2区に立候補を予定している候補者と、有権者住民の意見交換会が開催される。

今年は世界各地で過去の常識を覆すような出来事が多発しており、政治経済ともに不安定な日本では、衆議院解散に伴う政治の空白を懸念する声があるのも確かだが、安倍総理は伝家の宝刀を抜くタイミングを見計らっているようだ。


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