複雑な福岡選挙区

初めての10連休も終わり五月晴れが続き、爽やかな風が吹き始める事を期待していたら、突然永田町から解散風が吹き始め、風が風を呼び込んで日増しに強くなり、今や竜巻のような風が至るところで吹き始めた。

マスコミも解散を煽るようなニュースを放映し、単なる噂も現実味を増し、常在戦場の気持ちで日々頑張っている衆議院の先生方は、先手必勝の心構えで居るので、早くも地元秘書が選挙事務所を物色している話が飛び込んでくる。

特に福岡は先に行われた福岡県知事選挙において、麻生副総理が県民の意に反して新人候補を公認し立候補させたので、福岡県内の勢力図はかなり複雑になっており、まだ修復は終わっておらず、頭を抱えている先生方も多い様だ。



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寄付、麻薬、吹き募る解散風

永田町で昨年来、吹き始めたと思ったらいつの間にか消えている解散風に、先生方は翻弄され、その度ごとに地元秘書は事務所探しに走り回るが、毎回徒労に終わっていることから、最近は右の耳で聞いても、すぐに左の耳から抜け出ているかのようだ。

ところで森友学園問題に終止符を打ちたい自民党だが、昭恵夫人のネタは尽きることがない。
平成27年11月発売された、「『私』を生きる」という自著には、「寄付をするときは、必ずしかるべき人に直接、手渡さなければならない」と見事に書かれているのだが、籠池理事長が100万円を受け取ったのが、発行2ヶ月前の9月5日で、ひょっとすると手渡したその後、すぐに書いたのではないかと勘ぐられかねないほどで、妙に生々しい。

また別件では、関西地区を地盤とする国会議員が麻薬常習者リストに登場、国会終了後に逮捕されるとの情報が飛び込んできたから驚きである。
これが仮に事実であれば、解散風が一段と強くなり、地元選挙事務所の中には早くもポスター制作に取り掛かったとの話しもあるくらいで、信憑性が高くなったといっていいだろう。