福岡市~指名停止~新日本有限責任監査法人

福岡市は次の企業に対し、競争入札参加停止措置を行った。
対象業者
商号:新日本有限責任監査法人
本社:東京都千代田区内幸町2丁目2番3号
代表:理事長 辻 幸一
登録:委託(業務委託)
期間:平成28年2月12日から同年3月11日まで(1ヶ月)

概要
民間法人(つまり東芝)の財務書類の監査に関し、金融庁より平成27年12月22日付けで、平成28年1月1日から3ヶ月間の業務停止処分等を受けた。
つまり、新日本有限責任監査法人は、東芝の言いなりになった、粉飾決算を見抜けなかったということで、金融庁から21億円の罰金を受け、3ヶ月間の新規業務停止処分を受けたことから、福岡市は指名停止処分を行ったもの。
しかし新日本有限責任監査法人は、福岡市などの自治体や官庁から指名停止処分を受けたところでさほど痛くはないだろうが、罰金と業務停止処分で、1000社余りといわれる得意先が3月決算完了後、契約を打ち切る可能性が高くなっており、一方では所属するあまたの公認会計士に、引き抜きの手が伸びているようで、立ち行かなくなり自然消滅する可能性も出てきている。


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株価操作で4688万円の罰金~個人では過去最高

ジャャスダックの栄電子(7567)とベクター(2656)について、高値の買い注文を出すと同時に、ネット上へさも値上がりするかのような書き込みを繰り返し、株価を不正に吊上げたとして、6月26日に証券取引等監視委員会は、横須賀市在住の50代の男性役員に対し、株価操作で4688万円の課徴金を科すよう、金融庁に勧告していたが、7月31日これが決定、10月1日までの支払いが命じられた。
男性は実質的なデイトレーダーとして生計を立てていたというが、栄電子の株式は平成26年1月9日午前10時35分頃から同55分頃までの20分間で、トータル10万2000株を買い付けた。
その後の1ヶ月で株価は178円から462円まで上伸し、もともと持っていた5万株を加えた15万2000株で、4140万円の利益を得たという。

株価操作ではないものの、5月28日に182円だった株価が、6月8日には1052円まで高騰したリーバイ・ストラウス ジャパンで、一番もうかったのは、人か会社か不明だが、どのくらいだったろうか。
羨ましい。

 

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