武家の商法

資格業の最たるものは弁護士で、士がつく仕事を士業と呼び、別称サムライ業とも言われている。
ところが司法制度改革で弁護士人口が増えた結果、若い弁護士がターゲットにしたのは、消費者金融の過払金請求で、かなりの金を手にした弁護士事務所が増えたのも事実で、その結果金蔓である消費者金融は姿を消した。
弁護士事務所の中には過払金問題に特化して、数十人の弁護士を抱え年商100億を越える事務所も現れ、話題になっていたのも事実であったが、内部告発などから業務停止や、裁判沙汰になっている事務所もある。
弁護士は法に携わる職業だけに、弁護士職務基本規定に縛られており、それに違反するとかなり厳しい処分もあり、ついに弁護士が被告人席に座る時代となった。

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