(有)福岡経営企画主催の新春恒例の賀詞交歓会が、1月16日にKKRホテル博多で開催された。
第28回目となった今回は、山形県鶴岡市から荘内藩18代目酒井忠久氏の長男、致道博物館副館長で、19代目となる酒井忠順氏に「西郷どんと山形・荘内藩」と題して講演して頂いた。
酒井家の始祖は、荘内藩主で徳川家四天王の一人酒井忠勝氏、忠順氏は父の忠久氏を補佐し、先祖伝来の宝物やしきたりを守りながら、地域おこしのビジネスに取り組んでおられる。
好評を博した講演会から2ヵ月が過ぎようとしているが、致道博物館の館報「致道第57号」が届き、興味深く読ませて頂いた。
企画展と出羽神社の参詣を兼ねて、今年は久しぶりに訪れたい気持ちになった。
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鶴岡市からの便り
酒井家
~庄内藩若き19代目~
江戸の世が終り、明治、大正、昭和、平成と時代が移り変わる中、旧出羽国、現在の山形県鶴岡市には譜代大名筆頭格だった、酒井家十八代目当主忠久氏が、今でも庄内藩400年の歴史を継承している。
出羽三山で有名な羽黒山の羽黒神社で修行している山伏が、門前で吹く法螺貝とともに始まる酒井家の正月行事が、家庭画報新年号に14ページにわたって掲載されている。
その酒井家で十九代目を継承予定の酒井忠順氏は、昔の古いしきたりを守りながら、新しい試みを模索している若殿様だ。
武士が刀を鍬に持ち替えて開墾した広大な松ヶ岡開墾地では、桑を育て養蚕事業を行っていたが、今はその建物の維持管理やエリアの物産品販売などを行っている。
しかし1年のうち4ヶ月程は積雪で閉じ込められることから、その期間を有効に生かすためのビジネスを模索しており、そのヒントを得るため来福、㈲福岡経営企画が主催する1月14日の新春賀詞交歓会に出席される。
酒井忠順氏に興味をいだかれた方々のご出席を、こころよりお待ちしております。
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