ネットの怖さ~稲田防衛大臣

お盆の終戦記念日を迎える時期の、恒例行事となった感があるのだが、国会議員、特に国務大臣の靖国神社参拝が国内外の耳目を集めており、今年は安倍内閣の女性大臣で、後継候補の一人でもある稲田朋美防衛相を、マスコミはターゲットにしていた。
だがそこは十分に認識していた首相官邸は、トラブルが起こる前に、ソマリア沖海賊対策のためアデン湾に派遣されている、自衛隊員を激励するためとの名目で、8月13日から16日まで、稲田朋美防衛相のジブチ訪問を企画し発表したが、その日程表は実にお粗末だったと、マスコミ関係者は笑っている。
国内に居て、8月15日の靖国参拝で過激な発言をされても困るし、参拝を見送るにしても本人の面子があるだろうと考え、急遽決定した海外出張というのが真相。
海外に派遣されている自衛隊員を、稲田防衛相が激励する公務であるが、ニュースで伝えられた成田空港での出発時の大臣の服装は、海外へ遊びに行ってくる民間人女性の服装と変わりはなく、あの格好では受け入れる側もさぞ戸惑ったことだろう。
芸能人が慰問に行くのとは違うのだから、それなりの常識ある服装で行動して貰いたいもので、テレビを見た人の多くが批判の声を上げているようだ。
おそらくこの様子では、竹島や尖閣諸島の中国船舶、北朝鮮のミサイルなど、問題が山積みしている時期だけに、いずれ何らかの失言ないしは暴言で、辞表を出すことになることだろう。


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