高島宗一郎市長の公約で夢でもあった、「ロープウエー構想」だが、自民党市議団らの反対を受け、市議会終了後の協議の末に「再議」を申し立てず、市長自らが撤回断念を発表した。
この「ロープウエー構想」において、福岡市議会の第二会派である公明党市議団は、当初計上した検討費5000万円の予算案に対して賛成を表明していたが、同市議団の中でも積極的にリードしたのは、ベテラン6期目で現在は団長を務めている、早良区選出の黒子秀勇樹市議会議員(63歳)と言われている。
同市議団は現在11名の市議会議員で構成されており、4年間副議長を務められた石田正明議員は、今期限りで引退を表明し議会最終日に退任挨拶も行い、実に見事な幕引きだった。
地方議員集団から出発した公明党だが、次第に勢力を拡大して国会議員の誕生に至り、今や政権与党の一角を担うまでに成長し、福岡市議会においても高島宗一郎市長の、与党会派として副議長のポストを確保している。
今回の高島市長が議会提案した「ロープウエー構想」にしても、いち早く団長である黒子秀勇樹議員が、会派内を纏め賛成を表明した功績は高い評価を受けた様で、統一地方選挙の告示前であるが、既に当選が確実視されて、早くも次の副議長の呼び声が高い。
しかし公明党市議団においては、創価学会や先輩議員の意見も尊重されるだけに、思惑通りの人事が行われるのか、関係者の注目が集まっている。
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福岡市議会の公明党人事
公明党福岡市議団
工事関係者の皆様~お疲れ様でした
博多駅前の道路陥没、いわゆる博多陥没の現場写真が世界中に配信され、一躍有名になった福岡市だが、まず現場責任者の措置が早く、人身事故が起きなかったのが、何よりも不幸中の幸いだった。
事故対応の早さでは定評がある高島宗一郎市長も、あれだけの事故を一週間で復旧させたのだから驚きだ。
雨で予定よりは若干遅れたものの、15日午前5時には、現場にいくつかの工事機材が残っていたが、交通規制は解除され、車両通行は可能になっていた。
現場にはカメラを持ったマスコミ関係者が50名余りが押しかけ、通行人を捕まえては取材しており、それ以外はごく普通の博多駅前に戻っていた。
事故以来現場担当者は不眠不休で、復旧工事を行なっていたのは関係者から聞いていたが、本当にご苦労様でした。
星野みえ子候補
~7期目を目指す~
土曜日の午後は比較的時間に余裕があるため、日本共産党福岡市議団所属で中央区選出議員、星野みえ子氏の個人演説会に出かけたところ、福岡大学法学部の名誉教授、石村善治氏も出席されていた。
日本共産党福岡市議団は5名で構成されているが、博多区と城南区では議席が無い。
市議会議員7議席で会派を構成すると議案の提案権が得られることから、福岡市内7つの区でそれぞれ1名を候補に立てて7議席を確保するため、活発な選挙戦が繰り広げられており、そして高島宗一郎市長や議会与党に対する、チェック機能が強化されることに期待がかけられている。
日本共産党福岡市議団の団長である、南区選出の宮本秀国議員が引退を表明しているため、星野みえ子議員が次期市議団長との声も聞かれ、4月の統一選挙で日本共産党福岡市議団に期待する市民は多い。
安倍政権のアベノミクス効果は一般市民に及んでおらず、定年で現役を引退した高齢者の生活は苦しくなる一方で、星野みえ子議員に対する期待は膨らみ、かなりの得票が期待されており、当選は間違いないと断言するが、唯一課題として挙げるとすれば、若い支持者を増やすことだろう。 続きを読む
120点の甘い点
先週から週刊文春の記者が福岡に入り、高島宗一郎市長を取材していたが、6月7日発売の記事を読むと自画自賛の、皮肉の提灯記事に出来上がっていた。
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