JOY倶楽部アンサンブル

9月2日に「JOY俱楽部アンサンブル」の定期演奏会が、広島市南区の南区民センターで開催され、551人収容の観客席は、ほぼ満席で埋まった。
この楽団の演奏者は、ほとんどがダウン症の方々で、メンバーは32名で構成されている。
各メンバーはハンディを多大な練習で乗り越え、今では演奏曲のレパートリーはなんと50曲を超えるという。
15時に開演され、最初にイギリスの作曲家サー・エドワード・エルガーの「威風堂々」を演奏し、途中休憩を挟み最後の「スマイル」まで全13曲を披露し、17時過ぎに終わった。
閉幕後もアンコールが沸き起こり、観客全員がスタンディングオベーション、昭和の名曲、「上を向いて歩こう」を演奏者と共に合唱し、感動に包まれる中、演奏会は終了した。
ハンディを忘れさせる素晴らしい演奏で、福岡から新幹線に乗り駆け付けた甲斐は十分にある素晴らしい演奏会だった。



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