JR九州住宅・まとめ

2018年10月に発覚した JR九州住宅㈱の住宅ローンの不正融資、事態を重く見たJR九州は、決算発表を1ヵ月伸ばし第三者調査委員会を設置し、原因究明と再発防止に取り組んだことをアピールした。
しかし、その後同社が約6億円の不良債権が発生していたほか、法令違反の疑いがあることがわかった。

2018年から2020年まで、これまで弊社が報じた記事を 以下に再掲する。

根が深いJR九州の不祥事 [2018年11月10日]

10月10日に行ったJR九州の記者会見では、子会社であるJR九州住宅の社員が、住宅ローンに関して700万円を水増し改ざんした事を、金融機関から指摘を受けたと発表していた。
それによってJR九州本体の、11月5日に発表予定の決算発表を延期し、通常では考えられない事態が起こっている。

JR九州住宅㈱の前社長、M氏は平成30年6月27日に辞任し、翌日の28日にはJR九州コンサルタンツ㈱の役員に降格し、一見何事も無かったような人事異動だが、3ヵ月後の 9月27日には 解任されている。
ワンクッションを置いた実に手際の良いシナリオを書いたもので、JR九州の子会社における目立たない人事は、記者会見もされずに処理されている。
M氏の日常における派手な生活は、関係者から次から次に情報が寄せられ、次第に全容が浮き彫りになってきた。

 

6億円焦げ付き? [2018年11月12日]

子会社の住宅ローン不正融資問題に揺れて、四半期の決算発表が遅れているJR九州は、外部の専門家による第三者委員会を設置し、調査を行っているが手間取っているようだ。

当初の発表では営業社員による、700万円程度の不正融資を金融機関から指摘されたと公表するも、実体はJR九州住宅の前代表による余りにも大きい不良債権の発生に、戸惑っているのではなかろうか。
6億円前後の金額を巡って、裁判に発展する可能性もあり、今後は社内の管理問題も表面化すれば、問題は更にJR九州本体に拡大する恐れが出て来た。

 

JR九州住宅㈱ [2019年6月5日]

福岡経済界を代表する企業集団「七社会」のJR九州、その子会社であるJR九州住宅㈱の前代表取締役 M氏が、積極的に事業の拡大を目的に取り組んだ開発事業で、かなりの無理が相次いで表面化し、裁判に発展している。

開発には事前に大きな資金が必要で、その調達過程で不明瞭な資金の支出に便乗し、私的に流用したのがM氏のようだ。
土地開発を巡る不動産や住宅事業では、領収書を必要としない裏金も求められ、それが悪の温床になっている様だ。

JR九州は、外部の第三者委員会を創設して調査を行なうも、短期間で形式的に済ませており、核心に迫っているとは言えない。
今後も次々に問題が浮上してくることが想定される。

 

JR東海とJR九州の違い [2019年6月10日]

JR東海の子会社の不動産管理業「JR東海不動産」の元課長が、取引業者と共謀し工事費を水増しするなどして、同社から金を騙し取ったとして逮捕されたというニュースが飛び込んできた。
一部の不動産取引では、今でも裏金が横行しており、また被害金額が大きくなることは珍しくない。

JR九州は子会社のJR九州住宅㈱の不祥事について、お茶を濁したような対応で 事なきを得ようとしているが、JR東海は内部で不正が発覚して 元身内に対して厳しい対応をした。
元を辿れば、旧国鉄の同族企業、同じ事が発生してもその対応に大きな違いが出るのは年月が経ったことによる企業風土の違いだろうか。
だとしたら、JR九州は危機感が育まれていない証と言えるだろう。

 

JR九州、株主総会前夜 [2019年6月13日]

株主総会を前にして、JR九州には緊張感が走っていることだろう。
話題の中心は、外資系ファンドによる株価引き上げ効果のある自社株買い提案をどうかわすかであるが、別件で株主側から質問が出るのではないかと、関係者の間で噂になっている。

昨年9月に発覚したグループ会社のJR九州住宅㈱が金融機関から融資額を増額するために書類を偽装した事件は、JR九州が素早く第三者調査委員会を設置、11月には再発防止に向けた取り組みを公表するなど、一見優等生的な収め方をした。
ところがその調査委員会、退職者を含め取締役以下40名の関係者からヒアリングを行なっているものの、事件発覚の3ヶ月前まで代表取締役だったM氏からはヒアリングを行なっていない。
M氏は事件が発覚した昨年9月末の同時期に関連会社の取締役を解任されているので、事件の鍵を握る最大のキーパーソンとして調査委員会の対象にするのが当然だろう。
形式だけの調査委員会を設置して、臭いものに蓋をしているのではないかと関係者は見ている。

この件以外にも、M氏が代表だった時代のトラブルが、最近いくつも明るみに出てきている。
JR九州住宅は現在も裁判中で、今後の成り行き次第では、住宅建設にかかる約6億円の請負額を回収できない可能性がある。

 

JR九州住宅・債務超過 [2019年7月25日]

JR九州が100%出資するJR九州住宅㈱の決算が公表され、財務状況が悪化していることがわかった。
平成30年3月期に既に3122万円の債務超過に陥っていたが、同31年3月期には8億4500万円と拡大しており、関係者の注目が集まっている。

 

JR九州住宅・決算書再提出 [2019年8月23日]

JR九州住宅が、監督官庁に提出した平成31年3月期の決算書類に空欄箇所や計算が合わない等の不備があり、再提出を命じられている。
JR九州グループは連結決算で、内部監査に加え監査法人が子会社の書類をチェックしており、官庁に提出する書類にはその内容を転記するだけで済むはずだ。
このような初歩的なミスを犯すことは通常考えられないのだが。

 

JR九州住宅・裁判で提出された裏金の新証拠 [2019年9月5日]

開業間もないデベロッパーが、上場企業の関連会社に施工してもらえる話があれば、多少の無理をしてでも実現させたいと考えるのは当然で、帳簿に出ない裏金が動いたとしても不思議ではない。
JR九州住宅㈱がエステート・ワンを相手取り、建築請負代金の支払を求めた裁判で、被告はこれまで、「JR九州住宅が施工する条件として、JR九州のOBだったA氏から『A氏へのリベート及びJR九州住宅のM社長への裏金』を要求され、A氏の口座に送金した途端、施工の話が前進した」と主張していた。

この裁判は、原告が未払金を支払うように求めていることに対して、被告は元社長のM氏との間で、「3年以内に支払う約束をしていたので弁済期は未だ来ていない」としている。
M氏の裏金授受が証明されれば JR九州を巻き込んだ大事件になりかねず、傍聴席はいつも満員で、関係者は神経を尖らせていることが伺える。

これまで、原告側はM氏に裏金が渡ったかどうかは関知していないとしてきたが、8月30日に行なわれた裁判で、被告側から、A氏の通帳の写しが新証拠として提出され、K・Mという女性の口座にM氏と約束した裏金と一致する金額が、A氏から4回に分けて振り込まれており、K・MはM氏と関係が深い人物ということが添えられていた。
裁判は結審し、判決は9月27日(金)に言い渡される予定であるが、裁判の行方に注目が集まっている。

 

JR九州住宅・またトラブル? [2019年9月20日]

既報の通り、JR九州住宅は監督官庁に提出する決算書類の不備を指摘され再提出していたが、現在、何か問題があったのか、九州地方整備局による聴取が行われている様だ。
仮に建設業法に問題があるなど、結果次第では行政処分が下される可能性もあり、また、決算書類に訂正があれば連結決算のJR九州の決算書にも影響が出る恐れがあるため、関係者は注目している。

 

JR九州住宅・短期貸付金 [2019年10月10日]

JR九州住宅㈱の平成31年3月期決算、貸借対照表の流動資産の中に「短期貸付金」約4億1千万円が計上されている。
短期貸付金とは、通常は子会社や社員に貸し出す性格のもので、売上が16億円程度、最終赤字8億1千万円、債務超過額8億4千万円に陥っている企業に、これだけの貸付余力があるとは到底考えられない。

銀行関係者によると、銀行が行う企業融資の際、「短期貸付金」が多いのは粉飾の疑いが濃厚なため、貸付内容の詳細までチェックするそうだ。
親会社であるJR九州の連結決算書を見たところ、貸借対照表の流動資産に「短期貸付金」の勘定科目は見当たらず、「その他」にひと括りにされている。

JR九州に電話で、「JR九州住宅の『短期貸付金』がJR九州の連結決算の、『その他』に含まれているか」と尋ねたてみたが、「適正に処理をしている」「詳細については公表していない」の一点張り、何もやましいことがなければ、答えがあってもよさそうなものだが。

 

JR九州住宅・公開続く決算変更届の誤記載 [2019年10月21日]

JR九州住宅㈱が監督官庁である九州地方整備局に提出した決算変更届であるが、7月末に提出されてから3ヶ月経った今でも、誤記載のまま公開され続けている。
決算変更届は、建設業法で提出が定められており、施主が施工業者を選定する際の判断材料にすることもあるため、誤記載のまま公開を続けているのは「国民を騙している」と指摘する声もある。

今回、1年前の平成30年3月期の決算変更届から誤記載があったことも判明しており、JR九州グループにあるまじきお粗末さである。
JR九州は子会社の監査を担っているが、その責任において、子会社の決算変更届の修正を急ぐべきではなかろうか。

 

エステート・ワンが敗訴 [2019年11月19日]

JR九州住宅㈱がエステート・ワン㈱に対し、工事請負金額の支払を求めていた裁判で、福岡地方裁判所は9月27日、エステート・ワンに1億9000万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
「JR九州住宅の前社長、M氏にリベートを渡すことで、弁済時期を3年以内とする約束をした」と主張するエステート・ワンに対し、「契約書面通り建物引渡し後、速やかに支払うべき」というJR側の主張が全面的に認められた格好だ。

裁判では、エステート・ワンが参考人として出廷を要請するもM氏は拒否、リベートが渡ったと推測される電話の録音内容なども証拠として提出されたが、直接の争点にはならなかった。

 

JR九州住宅・前代未聞の決算書修正 [2019年12月10日]

JR九州住宅の平成31年3月期の決算書類等の事業報告書に、数字の不整合が随所に見受けられていたため、監督官庁から建設業法に基づく聴取が行なわれ、再三に亘り修正を求められていたが、5回目の提出でようやく受け付けられた。

驚いたのが、同31年3月期だけでなく、1年半前に提出された同30年3月期の決算書の数字までが書き換えられたことだ。
売上高と売上原価の項目で、建設工事の金額と兼業事業の金額をそれぞれ増減させ調整を図った。

これに付随して、工事原価のうち外注費を平成30年3月期で約1億円増額、同31年3月期で約3億円減額修正しており、通常考えられない相手先がある外注費の増減がなされている。

 

JR九州住宅(前)社長への裏金 [2020年2月21日]

JR九州住宅㈱がエステート・ワンに対し、建築請負代金の支払を求めた裁判の中で、被告が「JR九州住宅が施工する条件として、JR九州のOBだったA氏から、販売1戸につき40万円、A氏とJR九州住宅のM社長へリベートを支払うよう要求され、仕方なく支払った」と証言していた。
リベート40万円のうち、6対4の割合でA氏とM氏に分配されるという約束だったという。

施工した住宅は55戸でリベート合計2200万円、エステート・ワンは中間金として半分の1100万円を、平成29年6月から翌年3月の間に9回に分けて A氏の口座宛に振り込んでいる。
そして、その4割に当たる440万円について、平成29年7月から翌年3月の間に4回に分けて、A氏宛に K企画という博多区の事業者から請求書が届いており、A氏が 代表者と思しきKという女性名義の口座宛に同額が振り込まれていたことが判った。
K企画は法人登記をしておらず、KとM氏との関係は現在のところ不明だが、振り込まれた時期と金額が一致していることから、M氏と関係のある女性という可能性が高い。
この他にも、JR九州住宅からA氏に対して、エステート・ワンの紹介料として400万円が振り込まれ、A氏からM氏に200万円がバックされたという情報もある。

JR九州は、平成30年に発覚したJR九州住宅の不正融資書類事件の際、自前で第三者調査委員会を設置するも、前社長のM氏に対しては何故かヒアリングは実施していない。
裏金が渡った可能性が高いM氏こそヒアリングを実施すべきだったと思われるが、JR九州の腰は重いようだ。

 

JR九州住宅が支払った紹介料 [2020年2月26日]

平成28年6月、JR九州OBのA氏は、エステート・ワンの顧問に就任、当時施工会社を探していたエステート・ワンにJR九州住宅のM社長を引き合わせ、羽犬塚と伊都の物件の施工を請け負うことで合意した。
その後、エステート・ワンがA氏とM社長からリベートの支払を要求され、1100万円を振り込むことになったのは既報の通りであるが、驚いたのはこれだけではない。

JR九州住宅がA氏の会社に対して、エステート・ワンの紹介料という名目で400万円を振り込んだというのだ。
A氏は施主であるエステート・ワンの顧問であり施主の身内である。
JR九州住宅内では、何故施主に紹介料を支払う必要があるのか議論があったようだが、最後はM社長に押し切られたという。
債務超過が続く会社に紹介料を支払う余裕があったとは思えないが、M氏が社長の時代には、その様な無理筋が幾つも罷り通っていたようだ。

 

JR九州住宅・過去の決算書を修正(前編) [2020年5月20日]

JR九州は2020年3月期の決算短信を公表し、6月には株主総会を控えているが、連結子会社が過去の決算書を修正したことが関係者の間で話題になっている。
JR九州の子会社、JR九州住宅㈱が、2018年3月期の損益計算書及び貸借対照表、2019年3月期の損益計算書の数値を変更したことが判った。

JR九州住宅は、建設業の監督官庁に今年3月12日付で過去の決算書を含む法定書類を修正して提出したが、2018年6月に退任した前社長の時代に行った粉飾決算を本来の形に戻したものである。
対象となった物件は2018年5月末に完成引渡しされたタウンハウス、修正前の「工事経歴書」には2018年3月期決算の締日である2018年3月31日完成、建築代金の合計は3億7200万円とされていた。
それに合わせて決算書も作成され、本来であれば2019年3月期に計上すべき売上3億7200万円が、2019年3月期に前倒しされていた。

施工会社から施主への物件の引き渡しは工程上重要な節目であるため、本来は受領した日に施主の社印が押されるところだが、この物件の鍵受領書は「仮」とされ、日付が 平成30年(2018年)3月31日、受領者の欄には施主の社員の個人名と認印が押されている)。

この書類を 3億7200万円前倒しの根拠にしたと思われるが、この操作により2018年3月期の営業利益・経常利益・純利益は赤字を免れている。
粉飾されたままJR九州住宅の決算書は公告され、JR九州の2018年3月期連結決算の一部となった。
これは前社長のM氏の指示だったかもしれないが、社長一人でできるものではなく、他の役員や監査、更にはJR九州の幹部も同意していた可能性も否定できない。

 

JR九州住宅・過去の決算書を修正(後編) [2020年5月20日]

JR九州住宅が、2018年3月期に前倒ししていた売上 3億7200万円を、2019年3月期に計上し直し、工事経歴書も正確な日付に修正し正常に戻したことは評価できる。
ちなみに、JR九州の2020年3月期の決算において、2019年3月期の連結決算の数値は一切変更されておらず、過去の決算の修正再表示も無かった。

JR九州グループ全体で 4400億円規模の売上の中にあって、3億7200万円は微々たるもので修正再表示は必要ないと判断したと思われる。
2018年に発覚した、住宅ローン書類偽造による水増し申請問題の第三者委員会の調査報告を受け、JR九州は同年 12月10日付でコンプライアンス教育の徹底など再発防止策を発表した。
しかし、2019年12月に監督官庁に提出した法定書類には、2018年3月期の粉飾を隠蔽したとの情報もあり、組織ぐるみでコンプライアンス違反を続けていたようだ。

また、前社長の不正については未だ謎が多い。
M氏は2018年6月に社長退任後、JR九州コンサルタンツの取締役に移動し僅か3ヵ月で解任されているが、解任理由は伏せられたままである。

更に、JR九州住宅の 2019年3月期決算の貸借対照表、資産の部、短期貸付金に 4億1047万円が計上されているが、債務超過額が 8億4500万円の企業が 4億円超を貸し付けるということが考えにくい。
こうした不都合な真実についても、株主や投資家に対して情報公開をするべきではなかろうか。
私たちは交通インフラとしてJR九州に特別な親近感を持ち、信頼してきた。
JR九州におかれては、今後更に信頼が積み重なっていくよう、コンプライアンスの徹底と積極的な情報公開に努めていかれることを期待したい。

 

JR九州住宅・令和2年3月期決算(前) [2020年8月13日]

福岡県警が7月28日、久留米市の建設業者の経営者ら3名を、決算書の虚偽記載による建設業法違反容疑で逮捕した。
それなら、同様に決算書に虚偽記載をして国に届出をしていたJR九州住宅㈱(福岡市博多区 代表者島野英明社長)も逮捕されて然りでは、という声が弊社に寄せられている。

同社は平成30年3月期決算において、同年5月末日に完成予定だったタウンハウスの建設工事(施工費約3億7200万円)が3月末日に終了したように鍵引渡書を巧妙に作成し、売上を前倒しして最終利益が赤字を免れるよう粉飾し、決算報告書を監督官庁に提出していた。

現社長が就任後の同31年3月期においても、前期の粉飾決算の事実を把握しながらも修正しないまま国に提出していたが、一部マスコミからの指摘もあって、2期分の粉飾をやっと修正したのが今年3月、約2年間に亘り同社は粉飾のまま虚偽記載を放置したことになる。

2期分のJR九州グループの連結決算も、粉飾の数値で合算されている可能性が高く、事実なら株主に対して不正確な売上を提示していたことになる。
決算時には、同社の取締役にはJR九州の取締役専務(今年6月に辞任)と執行役員が名を連ねていたことから、組織ぐるみの背任行為として批判を浴びても仕方がないだろう。

 

JR九州住宅・令和2年3月期決算(後) [2020年8月14日]

そのJR九州住宅の令和2年3月期決算であるが、売上は24億6250万円と過去5年で最低、営業利益段階で1億4853万円の赤字を露呈し、最終利益も同様に9265万円の赤字、債務超過額は前期より約9200万円増えて9億3765万円にまで膨らんだ。
6期連続で債務超過、普通の会社なら倒産してもおかしくない。
それでも営業を続けられるのは、グループ会社からの借り入れを繰り返すことで延命するよう、親会社であるJR九州の執行部が判断しているからだ。

現在、北九州市の下請け会社から施工代金の未払いで訴えられているほか、施工した物件の1年点検を拒んでいるとの情報もある。
「無い袖は振れない」かもしれないが、下請け会社や施工物件の入居者に罪はなく、グループの責任で速やかに支払うべきだ。

これも前社長時代(平成25年6月~同30年6月)のコンプライアンス違反に遠因があると思われる。
平成30年10月に発覚した同社の住宅ローン融資書類の不正の際、JR九州は第三者委員会を設置し素早い対応を取り、再発防止をアピールした。
粉飾決算は、その年の3月に行われていたわけで、本当なら内部の不正にメスを入れるべきだったと言える。
ところが、第三者委員会のヒアリングに肝心要の前社長を召集しないまま委員会は終了、早期の幕引きを図った。

今こそJR九州は第三者委員会を再度設置して、粉飾に至った経緯、5億円以上が回収不能となった不良債権の原因を調査し、株主に説明をするべき時ではないだろうか。