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福田康夫総理 突然の辞任

[2008年9月 3日 10:53更新]

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福田康夫総理が9月1日、突然記者会見を行い、辞任表明のニュースが稲妻のような速さで全国を駆けめぐり号外も配られた。就任したのは昨年9月26日だから、安倍晋三内閣に続きまたもや1年未満の任期途中で政権を放棄したことになる。

1カ月ほど前には福田総理が要人と会った際に名前や前回会った日時を忘れ、外務関係者や周辺は慌ててその場を繕っていたという。こうした話が番記者の間で囁かれ「痴呆の兆候が急速に進行している」と噂されていたのは事実である。

その証として決断力とスピードに欠け、グズ総理と呼ばれても椅子にしがみ付いていたが、本人が客観的に自分自身を見て気付き、自ら辞任に踏み切ったものと思われる。

加えて太田誠一農水大臣の事務所問題が表面化し、臨時国会が開催されると野党からの攻撃は必至だった。同大臣が姻戚関係にあるところから、事前の「身体検査」を行わずに大臣に指名したのではないかと、任命責任を追及されることが予想された。それをプライドが許さず、辞任原因の1つになった-と語る関係者の証言もあった。

 

今後は誰が総裁に選ばれ総理になるのか、自民党所属の先生方に判断は委ねられる。これまでのところ、地元選出の麻生太郎氏が総裁選への出馬をいち早く表明、一方、小池百合子氏をはじめとする対抗馬の名前も取りざたされている。

現在の自民党国会議員の半数は2世や3世議員が占めていると言われており、すべてを与えられ恵まれた環境で当選し、国会議員という地位を世襲制と思っている議員も多く、ハングリー精神に欠けているのが現実であろう。誰が総理に就任しても、国民を無視して解散、総選挙を先送りにするなら、自民党の存在価値が消滅する恐れもある。

「肉を切らせて骨を断つ」覚悟で、選挙結果を恐れず取り組めば、自然に目の前が明るくなり道は開けると思う。これは中小企業の経営者にもいえることである。他人に責任を転嫁せず、驕らず、誰とでも正面から向き合い、懸命な努力を続ける姿勢を崩さなければ、茨の道でも歩いてゆけるだろう。

(J)

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