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ミニバブルはじけ 今度は「戸建て」がブームの兆し

[2008年10月 2日 13:09更新]

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1戸建ての住宅に住んでいると、利便性が高く機能的なマンション住まいに憧れるものである。ミニバブルの影響で福岡市都心部の地価は高騰し、それに便乗したかのように建築資材も値上がりした。当然マンションの販売価格も右肩上がりで、デベロッパーは瞬時ではあったが「わが世の春」を謳歌したのは事実だろう。

だが今回の「追い風」の期間はごく短かった。米国に端を発したサブプライムローン問題はアッと言う間に世界へ飛び火し、世界中の金融機関が何らかの火傷を負った。これに追い討ちをかける様にビッグ企業が破綻に追い込まれ、金融機関は対応に追われると同時に萎縮し、中小企業を中心に貸しはがしが始まった。

 

安倍晋三元総理に次いで福田康夫前総理も政権を投げ出し、自民党総裁選挙を経て麻生太郎新内閣が誕生した。しかし、高い人気を誇る麻生氏を総理にすえ、内閣支持率が高いうちに総選挙に打って出る-との思惑に反して、最新の世論調査によると支持率は50%を切る低さとなった。さらには就任5日目で国土交通省の中山成彬大臣が、国民も呆れる放言の連発で自ら辞任、麻生総理も当然ながら任命責任を問われている。

こうした政局不安定を反映してか、日本経済も失速寸前で株価の下落を招き、総選挙の日程だけが一人歩きし、浮き足立った先生方は東奔西走の日々を送っている。

 

そんな中、住宅購入をめぐって面白い現象が起きている。暴走した分譲マンションのデベロッパーは資金繰り悪化から破綻。手堅い評価を受けていたマンション管理会社も、「丸美」(福岡市)の倒産で数々の不正が発覚した。このためか、マンション購入予定者の心理に変化が生じ、1戸建てが今静かなブームを呼んでいるのだ。

株やマンションは値下がりしても、住宅地の宅地価格はあまり値下がりしないところから、「多少通勤に時間を要しても、結局は得」と、購入者の目は戸建住宅に向き始めている。あるハウス展示場は、休日ともなると家族連れで溢れ返るほどで、当分戸建ブームが続くことが予想される。

だが「好事魔多し」、メーカーによっては大きな落とし穴もあるから、購入の際には用心を。

(J) 

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