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衆院選・福岡2区の情勢

[2008年11月 6日 11:48更新]

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多くの衆議院議員の地元では11月30日を投票日に想定し、選挙事務所を準備するなど臨戦態勢を敷いていた。ところが、10月30日に行われた記者会見で麻生太郎総理は、米国に端を発した金融恐慌の対策を優先するとして総選挙を先送りすることを正式に表明した。

そんな中、福岡2区の民主党新人候補は、資金に余裕はないが持っている時間を有効に活用。選挙区内の道路沿いに多くのポスターを掲げ、若さを売り物に幹線道路や西鉄駅周辺で朝立ちを行った。また選挙区内を自転車で回って知名度を上げる作戦は功を奏し、自民党現職候補を大きくリードしていた。

一方、春吉に選挙事務所を開設している現職は、派閥の領袖でありながら危機感を持ち、10月から本格的な選挙活動を始めている。先日も市内中央区のホテルで朝食会を兼ねたパーティを行ったが、財界も危機感を持ったのか、久し振りに七社会の役員が顔を揃える盛況ぶりであった。

特筆すべきは、公明党の代議士が出席し財界代表者の挨拶でも「比例は公明に」と要請するなど、演出にも配慮がなされていたことである。

街頭のポスターも民主候補が、数の上でも圧倒的に多かったが、最近は自民現職候補の物も見受けるようになった。地元の会合などに小まめに出席し、家族総動員の体制を整えるなど、緊張感を持って選挙戦に臨んでいる。

福岡1、3区は民主党候補の優勢が伝えられている。そのような状況で2区まで失ってしまうと、自民は福岡市で全滅となる可能性もある。そうなると国家予算獲得の面などで問題が生じることを、都市高速道路の例などで実感しており、ここへ来て財界や一部有権者も危機感を持ち始めたようだ。 

支持率も民主候補へ肉薄しているのをなんとなく感じられるようになったが、全国的に注目の選挙区だけに、今後はさらに激しい選挙戦が繰り広げられるだろう。

(J)

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