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[記事カテゴリ:J氏の独り言]
トップの手腕が問われる 作州商事

[2008年11月26日 10:22更新]

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地元デベロッパーの「作州商事」(福岡市博多区)はこれまで様々なトラブルに見舞われてきた。業績は良いのだが、分譲マンションを購入した住民との訴訟問題、代表一族の間で支払いをめぐっての争い、代表の資金が裏社会に流れた疑惑、脱税による代表(当時)の逮捕など、話題に事欠かない企業であった。

前代表の城戸辰徳氏が株式の大半を所有し、そのワンマンぶりは業界でも有名だった。ところが脱税が発覚して逮捕されその間に現代表が代表に就任、堅実な経営手腕は周囲からも高く評価されて取引先の金融機関からも信頼される企業として認知されていた。

しかし前代表が社会復帰してからは、人事に至るまで介入、再び不評を買うことに。その後、癌を告知されてからは東京で最新の治療を受け闘病生活を続けていた。その一方で積極的な経営を行い企業の安定した存続計画を進めていたが、数カ月前には医師から余命の宣告を受けていた-と関係者は語る。

そんな闘病生活を続ける前代表のそばに虎の威を借る「女狐」が1匹いた模様で、社員や取引先に対して無理難題を押し付けたり個人的な女のわがままを取引先に強要するなど、常識を逸脱した要求を行い関係者のヒンシュクを買っていた。現経営陣が事業の継続を行うと想定されるが、この処置を間違うとトラブルに発展する可能性もある。前代表の死によって経営方針が変ることも考えられ、厳しい業界だけに「鼎の軽重」を問われることにもなる。

城戸前代表が死亡したことで、彼に対する不満がせきを切ったようにあふれ出し、それが会社に対する攻撃材料となる恐れもある。それを乗り越えるために現代表にはいわゆるカリスマ性も求められるだろうが、前代表という重石がなくなったことでブレーキが作動しなくなり暴走してしまうのでは-との懸念が、早くも聞かれている。

(J)

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