[2009年3月 9日 09:55更新]
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近頃は、結婚式のお祝いを贈ったと思ったら半年もしないうちに出産祝いを用意するケースも多い。結婚式場の関係者によると半数が「できちゃった婚」と語ってくれた。仲人がいない結婚式も増えており、昔の事を知る身にとってはずいぶんと様変わりしたものだと思う。
先日出席した結婚式では、面白い光景に遭遇した。新婦の両親が座る席が3つ用意されている。最近良くある事らしいのだが、産みの親と育ての女親がともに結婚披露宴に出席するためだ。
担当者は「非常に気をつかう」とこぼしていた。なぜならば先妻と後妻が同時に席に着くことはなく、前半後半と分けて出て来るという。場合によってはニアミスしてお互いに火花が飛び交うこともあり、トラブルが起こらぬように神経を使うそうである。
昔、若い部下の仲人を引き受けた時に、新婦の家に結納を持参した経験がある。その時は結納の儀も無事終わり宴が始まったが、途中で祝いの膳が下げられ、新しい座卓が運び込まれた。突然の出来事に驚いていたら、新しい料理が運ばれて来る。双方の親から今度は「戌(いぬ)の祝い」と告げられ、新婦がすでに妊娠していることを知らされ、思わず笑ってごまかした。
また別のケースでは、結婚式の招待状が発送された後、新婦に不倫相手を取られた女性が新郎の両親に事実を暴露し、結婚式や披露宴が流れてしまった。新郎はしばし落ち込んでいたが、こうした悲しい結末を迎える事もある。
式場から逃げ出した花嫁の話など、式場関係者と酒を飲むと色々なエピソードを知っており、結構酒の肴になる話が聞けて面白い。冠婚葬祭は人生の縮図を見ることが多く、いい人生勉強になる。
(J)
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