[2009年4月16日 16:38更新]
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昨年このコーナーで取り上げた「S、M、D」。宮崎ナンバーワンの建設会社「志多組」、マンション管理業務を拡大し過ぎた「丸美」(福岡市)、株式を公開していたデベロッパー「ディックスクロキ」(同)の3社が、いずれも本欄で指摘した通り結局破綻、話題になった。
その後、新しく「K、B、S」の3社を「話題の銘柄」として情報を提供していたが、突然襲った世界規模の金融恐慌もああて、一時情報が中断していた。「今年は何かが起きそう」と指摘していただけに、あらためて取材の再開を予定した矢先、Bであるベスト電器がDM不正発送に関与した疑いで大阪地検の捜査対象になっていることを地元紙などが本日朝刊で報じ、まもなく郵便法違反容疑で同社販売促進部長ら数人が逮捕された。
Kの共和化工、Bのベスト電器、Sのサニックス。各社とも3月の年度末は早めの対応が功を奏したのか、何とか乗り越えたようである。だが楽ではないのが現状で、3社のメイン銀行である西日本シティ銀行が、何らかの指導を行って対応策を講じるのは必定。株主総会前に処理をしないと、銀行本体が監督官庁から指導を受けることになりかねない。
最近は銀行でもコンピューターを使って仕事を処理するのが当たり前になっている。だが銀行員の多くはこれを「単なる道具」と考えずに「判断の全て」と信じているようで、これが「第一経営」や「三和システム」などの破綻による巨額の不良債権の発生につながったと言える。K、B、Sについて、コンピューターに頼るのでなくあらためて自分たちで検証し直せば、何かが起こるのは長年の経験から間違いないと思われる。
特に共和化工に関しては、経営陣に対する内部の不満が爆発寸前。代表が何らかのトラブルを引き起こし刑事事件に発展するとの噂も聞かれ、そうなると銀行の役員が巻き込まれる可能性が高いと語る関係者もいる。
この3社に関しては「6月までには『外科手術』が必要」とされており、経営権を握る役員人事をめぐって、銀行内外の激しい争いが予想される。
(J)
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