[2009年6月 2日 11:07更新]
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5月21日に地元建設業界にあって、リーダー的存在であった「高松組」が福岡地裁に自己破産の申請を行った。地元のデベロッパーや建設会社は大きな衝撃を受け、関係者は事後処理に追われながら情報の収集に走り回る事態に陥っている。
時を同じくして、高松組と分譲マンションの開発事業を行っていた「ロワール」(福岡市中央区)の破産手続き開始の通知が、弁護士事務所から送付されてきた。3月に突然事務所を閉鎖、その後は事業継続の可能性を探りながらも事後処理について弁護士との相談を進めていたようだが、 ついに自己破産の道を選び経営破綻の結末となった。
同社代表の実父は、福岡における分譲マンション販売の草分け的存在で、かつては福岡市を拠点に「新生住宅」を経営していた。しかし前回のバブル崩壊の後遺症から10数年前に破綻。営業権の譲渡を受けた実子である現代表が、マンション名を社名にした上で新たに銀行の支援を得、分譲マンション事業へと乗り出した。
資金力のないロワールは、建設会社の協力を得て販売営業を行っていた。だが昨年秋から始まった金融恐慌のおかげで、販売が一挙に後退して資金繰りも急速に悪化。関係者の注目を集めていた。
一時は戸建住宅の販売を行うなど経営努力をするも、何分にも創業設立時の銀行借り入れが重荷となったようである。資金繰りは厳しくなり個人からの借り入れも限界に達し、事業を停止して法的手続きを準備しているとの情報が関係者の間に流れる事態となっていた。
結局、親子2代に渡って経営に失敗したことになり、事業の厳しさをまざまざと見せつけられた思いがする。
(J)
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