[2009年6月 3日 09:54更新]
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5月31日正午より大阪市内のホテルにおいて、関西福岡県人会の創立40周年記念式典が開かれた。会員150名のほか、来賓として福岡県知事麻生渡氏やこのほど県議会議長に就任した今林久氏、県内の首長など30名が出席、式典は盛大に取り行われた。
数十年前に中学を卒業して集団就職した人やエネルギー革命で炭鉱を離職した人など、関西地方には多くの福岡出身者が住んでいる。今は亡き故亀井光氏が県知事に就任した直後、故郷を思い懐かしむ気持ちが結束して関西福岡県人会が発足したように聞いている。
その会に縁あって出席するようになって20年が過ぎた。最近は会で旧知の友に会うたびにお互いの歳を再確認し、健康であることを確かめ合い、来年の再会を約束して福岡に帰って来るのが習慣となっている。
式典では、炭坑節発祥の地として売り出し中の田川市長も出席し、今や恒例となっているフィナーレの炭坑節総踊りが披露された。だが最近は踊り自体を知らない人が増えたせいか、今年は盛り上がりに欠けたように思えた。
昔は宴会があれば炭坑節は欠かせなかったが、最近はカラオケが主流となって、踊りにまではまず至らない。聞くのはせいぜい盆踊りの時ぐらいで、田川市長が嘆くのも当然である。
当時の炭鉱施設を世界遺産に登録しようという計画を聞いた。それには、福岡県内の盆踊りやイベントで炭坑節を踊るようにあらためて普及させ、親しみを持たせることも必要ではなかろうか。そうすれば、自然と過去歴史や施設に目が向き、日本の発展を支えた地元福岡に関心と誇りを持つ絶好の機会となるだろう。
踊りは簡単な所作の繰り返しだけに覚えやすく、田川市長を先頭に市民が事あるごとに踊っていれば、福岡県内に浸透するのも早いと思われるが・・。いずれにしても、決断と実行力が大きな鍵になるだろう。
関西福岡県人会も40周年を迎え、会員の高齢化も大きな課題になっているように思える。だが福岡県が「魅力ある故郷」を目指せば、地元の発展はもちろん観光客も増加し、様々な点でさらなる活性化が期待できる。関西、福岡の双方が益々発展することを祈念したい。
(J)
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