[2009年6月25日 12:13更新]
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国会では重要法案が次々と成立し、政局の動きが活発になってきた。解散を先送りしてきた麻生太郎総理だが、マスコミ各社が行う世論調査で支持率が20%を割り込み、日を追うごとに総理を取り巻く環境は悪化している。
盟友である鳩山邦夫総務相を更迭したことが、事前の予想以上に大きく世論を動かしたようだ。これには自民議員の大半が驚いているほどで、日本郵政社長の続投を容認したことでさらに支持率が下がることも予想される。
自民選対本部長の古賀誠氏は、自らの足元が揺らぎ始めたのを察知したのか、宮崎の東国原英夫知事に面会を求め、「パフォーマンスのやり方などの教えを請うため」として23日に自ら現地入り。だが実は次期衆院選での出馬要請が目的で、その上、東国原知事から「自民党総裁候補とする」などの条件を突き付けられたというから情けない。
自民人気の凋落振りは誰が見ても明らか。そのため「麻生総理では総選挙は戦えない」と自民総裁選前倒しを求めて一部議員が署名活動を展開。その数は増える傾向にあるというから恐ろしい。
今回の総選挙の特徴は、少なくとも地元福岡においては、大物議員ほど有権者の反発が強いことであろう。
例えばある県内選出の自民代議士。公共工事が減少傾向にあると同時に、世論を反映して談合も減っているにもかかわらず、この代議士の夫人が土木建設業界関係者の集会で恫喝に近い挨拶をしたという話が漏れ伝わってきた。現状を把握しておらず、あまりにもお粗末-と取材した記者も笑っていた。
とにかく、衆議院の先生方はすでに一斉に走り始めており、麻生総理の地元でも選挙事務所開きが先週末に行われた。 総選挙の投開票日は今のところ8月2日か30日が有力視されている。7月5日の静岡県知事選、12日の東京都議選の結果によっては、政局の流れは一挙に加速することが考えられる。
いずれにしても、今年は一段と暑い夏となるのは間違いないだろう。
(J)
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