[2009年7月 7日 09:00更新]
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近く予定されている衆議院総選挙に向け、各区の予定候補者の動きが活発化し、解散時期をめぐって地元選出の麻生太郎総理の動向が注目されている。こうした動きをにらみながら、すでに県知事選や福岡市長選、さらには統一地方選挙に向け、立候補予定者らが水面下で様々な動きを見せ始めている。
現在の福岡市長はマスコミ出身で民主党の推薦を受けて初当選した吉田宏氏で、来年秋に予定される次期市長選では当然ながら再選を目指すと見られている。これに対し自民党など一部の保守系市議会議員は、過去のような相乗りを避けて独自候補を擁立することを模索、女性や若手議員の中から候補者を選定する作業が密かに進められているのも事実である。
そんな状況の中、元福岡市教育長で現在市総合図書館館長を務める植木とみ子氏の出版記念パーティーが7月3日夕刻から福岡市中央区のホテルで開かれ、多くの関係者の注目を集めた。さすがに交友関係が広い同氏だけに、市の関係者やマスコミはもとより、山笠関係者の長はっぴ姿も見られ、会場は多くの人であふれ大いに盛り上がった。
今回のパーティーが注目されたのは、発起人の中に元市幹部や自民市議の重鎮が名を連ねていたこと。前述のような動きと関連付け「次期市長選をにらんだ顔見世ではないか」と、一部関係者の間で物議を醸した。発起人代表や本人の挨拶の中にはそれらしき発言もあるにはあったが、結局、正式なコメントは得られなかった。
かつてあらゆる分野で活躍した女性の姿も数多く見られ、今回の出版を契機に市長選へ向け走り出す可能性も十分ある。その一方で、一部では若手議員を担ぐとの噂も囁かれていることから、植木氏をめぐる動きは周囲を含めて若干過熱気味-というのが正確なところと思われる。
現職である吉田氏は市長ポストに執着せず、むしろ、より幅広い人脈を構築してから国会議員を狙っているのでは-との憶測も聞かれる。そのためか、財界を一歩退いた経済人との交流を盛んに行い、その姿を目撃したとの話をあちこちでよく聞かされる。
今の時点で市長選候補者を絞り込むのは困難だが、植木氏がいくつかある選択肢の中の1つであることは間違いないだろう。総選挙が行われる過程において様々な情報が飛び交い次第に絞り込まれ、その結果「本命」が浮かび上がってくると思われる。
(J)
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