[2008年10月10日 10:37更新]
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「東国原英夫・宮崎県知事は結局、どうするのかねえ」
「少なくとも、本人は(次期衆院選に)出たいという気持ちはあるでしょう。自民党内部にはいまだに擁立をあきらめてない連中がいるのは間違いないですし、まだ(出馬の)可能性はありますね」
「しかし宮崎県民が許さんだろう。実際、アンケート調査ではほとんどの人が反対してる」
「確かに。その点は本人も予想以上だったのではないでしょうか。だから出馬に踏み切れないでいる、とも考えられますね」
「知事としての目に見える成果は、これまでのところ何があるのかな」
「マンゴー(笑)。宮崎県産の農作物などの宣伝効果は絶大ですよ。あと、入札制度改革とか。宮崎県民の意識も確実に変わりつつあると思います、それがあれだけの高い支持率につながっている。その一方で、今後知事の思い描く改革を進めるということは地元の敵を増やすということにもなります。今がちょうど『売り時』という見方もできるでしょう」
「まだ就任して2年も経ってない。個人的には、せめて1期4年はやってもらって、地方発の政治・行政改革のモデルケースをある程度示してほしい。そこまでいかなくても、トップが変わって自分たちもこれだけのことができた、という県民の自信のようなものだけでも」
「逆にこの2年弱で、地方と国との関係の実態、その中で、知事の持つ権限の限界を骨の髄まで思い知ったんじゃないですかね。彼はああ見えて頭がいい。現状を理解するには十分な時間だったのではないかと思います」
「そうだね、ブログにもそういった趣旨の事が書かれている。『出るのか出ないのか』としか聞かない記者への不満も(笑)」
「すいません(笑)。ただ、『今のところ考えてない』といったフレーズを繰り返したら『じゃあ、いつ変わるんだ』となるのが記者の習性。メディアの姿勢もよしとはしないが、そういう質問の仕方になるのもやむをえない面がありますよ」
「そうなんだよな。知事としては現段階での立場と気持ちを正確に伝えようとしているんだろうけど」
「それはそれとして、国が変わらないと地方も変えられない、という思いにいたったとすればごく自然な成り行きですし、国政に打って出る動機として外向きにも納得してもらえるでしょうしね」
「出るならやっぱり自民党からなのかねえ。知事選での経緯からしても、どうも解せないんだが」
「狙いはずばり、総理大臣」
「ええ?まさか」
「ここから先はまったくの個人的な見解です。衆院選の後はおそらく政界再編が行われる。政治的混乱を招いた末の連立政権における首相というのは、必ずしも大派閥の領袖とか、実力者ではない方が"座り"がいい場合があります。細川(護煕)さんしかり、村山(富市)さんしかり」
「確かにそうだが」
「仮に、総理大臣になってその後政界から引退し芸能界に復帰しても『元首相のタレント』という肩書きに。そうなれば左うちわですよ」
「ある意味、師匠のビートたけしを超えちゃうな(笑)。しかしそれはさすがにうがちすぎだろう」
「まあ、それくらいの先読み能力は彼にはあるだろう、という意味ですよ。ただ私が麻生(太郎首相)さんの立場なら、彼を党の副総裁に据えます。そして全国を飛び回らせる、広告塔としてね。そうすれば党が選挙で負うであろうダメージをある程度食い止められる」
「なるほどな。自民から出た場合、有権者の気持ちが離れる可能性は?」
「もちろん、ないとは言えない。ですから無所属という選択肢も当然あるでしょう」
「今彼が知事の座を離れたら、宮崎が昔に逆戻りしてしまうかもしれない、システムだけでなく、気持ちとか心の面でもね。タレント出身だから低く見積もる向きもあるけど、私自身は九州の人間として知事の手腕に期待するところは、結構大きいのだけれど・・」
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