~アルキニストゆうの道~ 第2回 英彦山と山岳信仰 [2018年1月23日06:00更新]

英彦山の参道は、銅(かね)の鳥居から奉幣殿まで約800m、高低差160mあります。
参道の両側には朱塗りの燈籠、杉木立、紫陽花が見られます。そしてなにより坊舎が軒を連ね、山伏たちの往来を感じることができます。当時のままの姿を残している坊舎が「財蔵坊(ざいぞうぼう)」です。県の有形民俗文化財に指定されており、現在は町立英彦山歴史民俗資料館として入ることができます。

入口の銅の鳥居脇には駐車場があり、歩くこともできます。
車でもう少し上がって右折し「英彦山花園」へつながる道を走ると左側に駐車場があり、参道の途中からも始めることも。
さらに右折せずにまっすぐ進むと別所駐車場につきます。登山客の多くはここに車を止めています。ここから参道沿いの商店まで約550m。最後急な石段を登り10,15分で奉幣殿までたどり着けます。
もしくは銅の鳥居からスロープカーという手も。足の悪い方や気軽に上がりたい方にはおすすめ。のんびりと空中散歩を楽しみましょう。

財蔵坊/添田町歴史民俗資料館(http://www.f-chousonkai.gr.jp/sight/detail64.html)
※平成29年12月4日(月)から平成30年3月16日(金)予定まで、冬季休館しています。

英彦山スロープカー(http://www.hikosan-slopecar.info/)