福岡市長選挙・② [2026年9月25日07:00更新]

政令指定都市の福岡市長選挙だけに、自民党本部の対応も気になるところだが、鈴木幹事長による福岡県議会の公認問題発言もあり、調氏に対しどういう対応となるのかは未知数だ。

調氏自身は、これまで高島市政に対峙する関係にあり、高島氏の支援は有るはずもないが、出馬記者会見において「高島市政を継承」と発言したのには驚いた。

市議はもちろん、県議会議員、国会議員らも巻き込んでの市長選挙が予想されるも、県連や県議団のボードメンバーは逆効果になる恐れもあり、選挙戦術は一層難しくなるだろう。

一方で、新村氏周辺には、高島市長が姿を見せることは無いが、側近の姿は散見されており、少なからず支援は感じられる。

新村選対には、選対本部長として新しい風ふくおか所属、博多区選出の浜崎太郎市議(4期)が、選対副本部長に中央区選出の橋田和義市議(4期)、更に元北九州市議の大石仁人氏(41歳)も選対副本部長に就任、随行として天野こう元福岡市議(西区)も入っている。

大石仁人氏は、今回の市長選挑戦を促した人物とも聞かれるが、その背後には福岡県議会議員で最長老の中村明彦氏(小倉北区・11期)の存在が透けて見える。
確かに高島市長が福岡市長に初挑戦するときも、中村県議の夫人や秘書が応援に入っていた事もあり、自身は表に出ず大石氏を送り込んだと思われる。

福岡県議会の問題を告発した吉松県議と一緒に、自由と繁栄の会という会派を組んでいる中村明彦県議、武内北九州市長の選挙の際にも自民党県議ながら反党行為ともされる武内支援で県議団を追い出された過去を踏まえると、今回も自民党の調氏を無視して新村支援で動いているようだ。

一部ではハレーションも懸念され、関係者は情報収集に走ると同時に、どう対応するか思案している。