福岡市長選挙・②

政令指定都市の福岡市長選挙だけに、自民党本部の対応も気になるところだが、鈴木幹事長による福岡県議会の公認問題発言もあり、調氏に対しどういう対応となるのかは未知数だ。

調氏自身は、これまで高島市政に対峙する関係にあり、高島氏の支援は有るはずもないが、出馬記者会見において「高島市政を継承」と発言したのには驚いた。

市議はもちろん、県議会議員、国会議員らも巻き込んでの市長選挙が予想されるも、県連や県議団のボードメンバーは逆効果になる恐れもあり、選挙戦術は一層難しくなるだろう。

一方で、新村氏周辺には、高島市長が姿を見せることは無いが、側近の姿は散見されており、少なからず支援は感じられる。

新村選対には、選対本部長として新しい風ふくおか所属、博多区選出の浜崎太郎市議(4期)が、選対副本部長に中央区選出の橋田和義市議(4期)、更に元北九州市議の大石仁人氏(41歳)も選対副本部長に就任、随行として天野こう元福岡市議(西区)も入っている。

大石仁人氏は、今回の市長選挑戦を促した人物とも聞かれるが、その背後には福岡県議会議員で最長老の中村明彦氏(小倉北区・11期)の存在が透けて見える。
確かに高島市長が福岡市長に初挑戦するときも、中村県議の夫人や秘書が応援に入っていた事もあり、自身は表に出ず大石氏を送り込んだと思われる。

福岡県議会の問題を告発した吉松県議と一緒に、自由と繁栄の会という会派を組んでいる中村明彦県議、武内北九州市長の選挙の際にも自民党県議ながら反党行為ともされる武内支援で県議団を追い出された過去を踏まえると、今回も自民党の調氏を無視して新村支援で動いているようだ。

一部ではハレーションも懸念され、関係者は情報収集に走ると同時に、どう対応するか思案している。



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福岡市長選挙・①

11月1日告示、15日投開票が予定される福岡市長選挙、人口167万人の次のリーダーが誰になるのか、高島市長は「後継指名しない」と表明しているだけに、市民の関心は高まるばかりだ。

市議会最大会派である自民党市議団(18人)は、喧々諤々の末に城南区選出の調崇史市議(しらべたかし・48歳・4期)の擁立を決定、修猷館~九州大学~TNCという経歴、現時点で知名度は城南区七隈以外に浸透しておらず、露出を含めた選挙戦術と市議団全員が全力で応援するかが鍵となる。

福岡県議会の問題から自民離れも進んでおり、今回の市長選の得票が来年4月の統一選の基礎票になるとも考えられる。

調氏で一本化した時点で全員のベクトルは合っていると思いたいが、中には平然と不満を漏らす身内であるはずの自民党市議もいる模様で、一枚岩とは言えない様だ。

一方で現時点、台風の目として注目されているのが、地域会派「新しい風ふくおか」で南区選出の新村優市議(にいむらまさる・46歳・3期)だ。

新村氏は、大濠高校~早稲田大学・早稲田大学院卒という申し分ない経歴であるが、こちらも南区長住を除くと知名度は低い。

修猷館はこれまでたくさんの政治家を輩出しており、今回も一丸となって調氏を推すと思われるが、大濠高校においては初の福岡市長候補となり、OB会はもちろん部活動OB会が早くも千載一隅のチャンスと捉え活発に動きだしている。

修猷館の開館は天明4年で242年の長い歴史を持つが、大濠高校も昭和23年開校で、投票に行ける18歳~90歳と想定してもほぼ同じだが、大濠高校は1学年が修猷館の倍の人数400人を有しており、相当な影響力はあるだろう。

修猷館VS大濠高校、早くもヒートアップしている。



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