筥崎宮名物・おはじき

田舎の神社では人口減少と高齢化が進み、祭りなどの神事が行ないにくくなり衰退していく中で、博多三大祭りの一つ、筥崎宮の「放生会」は、昔ながらの夜店が数多く出店し、大勢の参拝客で賑わっている。

例年9月12日から始まる初日に売り出される名物の「おはじき」は、テーマを決めて博多人形師が毎年1200個を製作しているが、ネットでの転売などいろいろなトラブルが発生しているため、販売が注視になったとニュースで報じられていた。

製作している博多人形師の高齢化と、人手不足も問題となっているが、近くには九州産業大学があり、芸術系の学部もあり、いろいろな分野の学生もいるはずで、興味がある学生に製作を協力してもらうのも一つの方法だと思うのだが。

学生時代に「おはじき」を作り、その傍らで博多人形の製作に興味を持ち、大学を卒業してから、新しく博多人形製作に挑戦してもらえば、後継者不足の解消にもなるのではないだろうか。