ゆずのき会・継続は力なり

縁あって昨年から福岡市西区にある「レストランゆずのき」を知り、何かお役に立てればと思い始めたのが、「食べるボランティア」を行う「ゆずのき会」である。

毎回30名前後の参加を心がけ、会費も食べて飲んで3000円ならば、個人でも余り負担にならないのではと思い、何とか1年間続ける事ができた。

毎月第4木曜日に決めて実行してきたが、昨年12月は第4木曜日だけに27日の年末になったので、ひと工夫をして博多雑煮を提案したところ、レストラン側も快く応じて頂いた。

博多の雑煮に欠かせない鰤も正月を控え、価格は高くなっており、レストランの負担になってはボランティアの意味がない。

そこで男気があるアキラ水産の安部泰宏社長に頼んでみたら、こちらも気持ち良く提供して頂き、施設の職員にも喜んで貰い、「ゆずのき会」が盛り上がったのは言うまでもない。

異業種交流も兼ねて参加者を募っており、今月も4月25日(木曜日)18時30分から始める予定である。
希望者は福岡県民新聞社 高木信一まで
電話は092-403-6007



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9回目のゆずのき会

西区姪浜にある知的障がい者施設の「レストランゆずのき」
を初めて知ったのは、おばた久弥市議会議員(西区選出)が主催した、会に出席したのが縁と記憶している。
レストランの壁に「食べるボランティア」の記事があり、食べることがボランティアに繋がり、喜んで貰った上にお腹も満たされる素晴らしいシステムと感銘を受けた。
そこで4月から先ずは友人知人を誘い、毎月第4木曜日に集まる会を企画すると、賛同してくださる方も多く、年の瀬の12月27日になるが、お蔭さまで9回目を数える。
最初は食べるのを目的とする会でありながら、料理の量が多すぎて残す事もあったが、会を重ねる毎に参加する人やレストラン側も要領を得て、スムーズに運営されるまでになった。
誘い合って新たな方々も参加するようになり、異業種の交流も盛んに行われ、今では会に「ゆずのき会」と命名し、今年最後となる12月27日は、アキラ水産(中央区長浜)の厚意で、メインの料理は出世魚である鰤が入った、「博多雑煮」が用意されると聞いている。
毎回30人前後で行っておりますので、参加希望者は当日会費三千円頂戴致しますので、電話で事前の申し込みをお願い致します。

電話092-714-2306 担当 高木信一



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福岡市中央卸売市場 鮮魚市場有志 ~ 九州北部豪雨義援金を寄託

お盆前の8月9日、福岡市中央卸市場鮮魚市場の有志64社、9団体、1個人の計74社を代表して、福岡市鮮魚仲卸協同組合の安部泰宏理事長(アキラ水産社長)が、福岡市役所を訪れ、貞刈厚仁副市長に九州北部豪雨災害の義援金として180万円を寄託した。

この義援金は福岡市を通じて被災地へ届けられる。

ホワイト企業

無理な残業やパワハラなどで、最近は自殺や退社に追い込まれる人が増え、企業名の前にブラックが付けば、人材不足の折から労務倒産に、至るケースも少なくない。
しかし仕事は深夜で内容はかなりハードで、体力に自信がある若者でないと、勤まらないのが長浜にある鮮魚市場で、中でも仲買と呼ばれているアキラ水産は、大きいだけに扱う魚も半端でなく、仕事はかなりきつい。
そんな会社に大分県から、高卒の男の子が3年前に入社したら、今年は自分の弟と従兄弟が入社する話を、私に一足早い忘年会の席で話してくれた。
確かにきついが給与は税込みで27万円支給され、税金や社会保険に健康保険が引かれ、桜坂の寮であるワンルームの家賃を引かれ、21歳の若者の手取りは19万円らしい。
忘年会の席ではあったが、21歳の若者は熱く夢を語ってくれた夜になり、暖かい気持ちで家路についた。

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ジビエ+干物

現在、福岡県内の42のレストランで、第3回ふくおかジビエフェアが開かれており、ジビエ料理に対する嗜好も高まっているようだ。
以前からイノシシやシカの肉には興味があり、たまたま我が家の冷蔵庫には北海道から送られてきたエゾシカの肉があったので、友人を招いてジビエパーティを開催した。
メインゲストは九州大学大学院で学び博士号を得て卒業、4月から国立大学に就職が決まった若い友人で、就職祝いを兼ねて行った。
エゾシカのモモ肉は北海道の友人から送ってもらったもので、捕獲後の血抜き処理などが上手いため臭みが無く、解凍して刺身や囲炉裏の炭火で焼いて食した。
また浮羽の山の中で、スモークレストランを経営している尾花光さんからは、自然の中で加工した品物だけに、最近は逸品として需要が高まり、製造に追われているソーセージと、レストランでは常連客だけに裏メニューとして供されている、イノシシ肉も解凍して送られてきた。


干物は長浜の魚市場の仲買である、アキラ水産が吟味して選んだ新鮮な魚を、自社工場で加工したものだけにすばらしい塩加減で、ゲストたちが喜んでくれたのは言うまでも無い。
ところで、魚もジビエも新鮮さは大事だが、血抜きなどの下処理がひじょうに大切だということを、食べながら実感したパーティだった。


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食の都ふくおか2015~タッケイ・住吉の美味しいもの巡り

5月22日(金)~5月24日(日)の3日間、福岡市役所前のふれあい広場で開催されている食べ歩きイベント「食の都ふくおか2015」に行ってきた。
昨年初めて開催されたこのイベントには、3日間で約5万人が来場したそうだ。
今年も地元福岡の食に関わる企業や団体が、約50のブースでさまざまな特産グルメの実演販売を行い、来場者は舌鼓を打ちながら”福岡の食の魅力を再発見”していたようだ。
中日の23日・土曜日に会場へ足を運んだのだが、この日は曇り空で日差しがない絶好の屋外イベント日和。
まだお昼前だったが、小さなお子さん連れの若いファミリーから熟年のカップルまで、年齢層はさまざま、たくさんの来場者が会場を埋め尽くしていた。
ジュースやジェラート、ビールに地酒。パスタやカレー、焼き鳥にから揚げ。新しい名品からおなじみの好物まで、ここを訪れれば全て味わえるかのようで、グループで少しづつシェアするのもいいだろう。

ゆるキャラの「かわりみ千兵衛」が、小さなお子さんをあやしているのを横目に見ながら、地元の水産加工会社「アキラ水産」のブースで、ホタテのたれ焼き串をいただいた。
肉厚のホタテに香ばしい甘ダレの絶品である。
ブース前で串をパクツいていると、店舗スタッフの方がおしぼりを差し出され、口の周りがタレだらけなのを案じてくれたのだろう、ありがたく頂戴した。
口をふきふき考えた。
これは他のブースのメニューにも総じて云える事だが、ビールやお酒のアテやツマミに最適の食材が以外に多かった。
昼間からお酒を気持ちよく楽しめるのも、こういったイベントの醍醐味だ。
ドライバー以外の方は是非お試しを。
最終日の5月24日・日曜日は10時から17時まで。
ご家族連れで、皆さんどうぞ。

【タッケイ・住吉の美味しいもの巡り】

㈱エスアールエス宅継 (タッケイ) 
本社:福岡市中央区舞鶴2-7-1-313
TEL:092-518-8870
FAX:092-510-0932


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長浜鮮魚市場~市民開放デー

 福岡市中央区長浜には日本でも有数の鮮魚市場があり、朝から活気に満ち溢れたエリアで、市民の胃袋を賄っている。

しかし米飯中心からパン食が増え、小骨のある魚の消費量が減るに従い、水揚げされる魚の量も年々減少している。

そうした中、魚の消費を少しでも増やそうと魚市場では、毎月第二土曜日は市民に直接魚を販売するようになって久しい。

最近は包丁の無い家庭も珍しくないため、魚のさばき方教室やマグロの解体ショーなど、多くの市民に参加してもらうため、仲卸組合が中心となっていろいろな企画が実行されている。

魚市場の雰囲気が好きで、市民開放デーには数年前から仲卸のアキラ水産で、魚を売るのを手伝いながら、楽しく遊ばせてもらって4年になる。

今月は時化や休漁日の関係もあり、魚の種類も量も少なく、毎月300箱用意するトロ箱も、100箱と寂しく、また客も少なかった。

客が差し出すお金も1万円札が少なく、価格に対してもひじょうにシビアで財布のひもが固く、景気の悪化が懸念される1日だった。 続きを読む