~アルキニストゆうの道~ 筥崎宮あじさいまつりその1

梅雨に入るも心地よい天気が続く中、東区の筥崎宮にて「あじさいまつり」が開催されました。 約3,500種類ものあじさいを苑内の遊歩道を歩きながら楽しむことができます。

いわゆる“あじさい”でイメージする丸みを帯びたものだけでなく、花びらのように広がるもの、モコモコとしているものなどなど、色彩や形もそれぞれで「次はどんなあじさいが見られるかな?」と楽しみにしながら歩けます。





「あじさいまつり」
開苑時間:9:30~17:00(期間中は無休)
入苑料 :300円(保護者同伴の場合は、中学生以下無料)
サイト :http://www.hakozakigu.or.jp/news/154.htm

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~アルキニストゆうの道~ 第2回 英彦山と山岳信仰

英彦山の参道は、銅(かね)の鳥居から奉幣殿まで約800m、高低差160mあります。
参道の両側には朱塗りの燈籠、杉木立、紫陽花が見られます。そしてなにより坊舎が軒を連ね、山伏たちの往来を感じることができます。当時のままの姿を残している坊舎が「財蔵坊(ざいぞうぼう)」です。県の有形民俗文化財に指定されており、現在は町立英彦山歴史民俗資料館として入ることができます。

入口の銅の鳥居脇には駐車場があり、歩くこともできます。
車でもう少し上がって右折し「英彦山花園」へつながる道を走ると左側に駐車場があり、参道の途中からも始めることも。
さらに右折せずにまっすぐ進むと別所駐車場につきます。登山客の多くはここに車を止めています。ここから参道沿いの商店まで約550m。最後急な石段を登り10,15分で奉幣殿までたどり着けます。
もしくは銅の鳥居からスロープカーという手も。足の悪い方や気軽に上がりたい方にはおすすめ。のんびりと空中散歩を楽しみましょう。

財蔵坊/添田町歴史民俗資料館(http://www.f-chousonkai.gr.jp/sight/detail64.html)
※平成29年12月4日(月)から平成30年3月16日(金)予定まで、冬季休館しています。

英彦山スロープカー(http://www.hikosan-slopecar.info/)



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~アルキニストゆうの道~ 第1回 英彦山と山岳信仰

英彦山は添田町に位置する標高1199mの霊山。出羽の羽黒山、熊野の大峰山とともに日本三大修験道の霊場として、広く信仰を集めていました。江戸時代の最盛期には800もの坊舎に3,000人の山伏が住み「彦山三千八百坊」といわれ国内最大規模の山伏集落がありました。

御祭神は天照大神の御子、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)。そこから「日の子の山」→「日子山」と呼ばれました。
嵯峨天皇の弘仁10年(819年)、詔(みことのり)より「日子」を「彦」に改名された。享保14年(1729年)、霊元法皇のとき、「英」の1字が与えられ「英彦山(ひこさん)」となり現在にいたりました。

天忍穂耳命は、鷹の姿をして東より現れた稲穂の神、農業神として知られています。英彦山神宮は農業生産、鉱山、工場の安全の守護神また勝運の神様として崇拝されています。

これから全5回に渡り「英彦山と山岳信仰」をご紹介していきます。

アルキニストゆう

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