中華そば くにまつ 福岡上川端店

最近増えてきている担々麺屋さんの中でも”汁なし”を広めた「中華そば くにまつ」。
広島が本店で、広島市内に3店舗展開しています。

今回訪れたのは、2017年5月にオープンした福岡上川端店。
川端商店街のキャナルシティ側の入り口にあります。

店内は10席ほどのカウンターの他、店舗外にもテラス席があります。

入り口の券売機で購入しますが、メニューは「汁なし担々麺」と「KUNIMAX」のみ。
価格は580円。行きやすい金額なのもいいところですね。

今回は「汁なし担々麺」を購入。



席の前には、食べ方の案内が置いてあり、左右に英語と韓国語の案内も。訪日外国人が増えている今の時代ならではですね。



食べ方によると、
まずは少しだけ入っている汁がなくなるまで混ぜます。その後、調味料などはかけずに食べてみます。
様々な辛さが複雑に絡み合ってピリピリと刺激がきます…!

HPを見ると、
・手挽きした山椒(花椒)
・甜麺醤(テンメンジャン)
・醤油
・芝麻醤(チーマージャン)
・五香辣油(ラー油)
を掛け合わせてつくられたタレとのこと。これがピリッとした辛さと旨さのもとと感じました。

席にはタレやラー油、酢、花椒があり、かけ放題になっています。
さらに辛くするもよし、酢を入れてマイルドにするもよし。行ったときの気分に合わせて調整するのが楽しそうです。マイルドにするには半熟卵(100円)を追加するのもおすすめ!
猛暑がまだまだ続く今夏、食欲をそそる辛みを求めて、一度訪ねてみては如何でしょう!!
中華そば くにまつ 福岡上川端店
住 所:福岡県福岡市博多区上川端2-3
営 業:平日11:00〜15:00・17:00~24:00
金土11:00~27:00
サイト:https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40045883/

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福岡市営地下鉄七隈線 博多駅延伸事業 ~ さらには環状線化構想!?

昨年11月に発生し、世界中で話題を集めた、いわゆる「博多陥没」により、地下鉄七隈線博多駅延伸工事はストップしたままで、今年6月から9月まで地質調査を行ない、今月4日に技術専門委員会が開かれたようだが、工事がいつから再開され、当初の平成32年度開通予定がいつ頃になるか、現時点では明らかになっていない。

ところで、福岡市地下鉄構想は当初、環状線化もあったようだ。



まず、地下鉄1号線の姪浜駅から石丸、野方を経て七隈線橋本駅と接続する構想。

七隈線には、いくつか枝線の構想があり、梅林駅付近から分かれて、花畑、長住、野間地区を経て博多駅と接続するという構想。

また七隈線天神南駅から中洲川端を経由して、博多港のウォーターフロント地区を結ぶ路線があり、一つ手前の渡辺通駅から住吉を経て博多駅と連絡する構想もあった。

しかし、天神南駅からキャナルシティを経て博多駅を結ぶ、僅かに1.4キロメートルの総事業費が450億円ということを考えると、上記の4本の延伸構想は構想止まりでしかなさそうだ。



アイランドシティへの乗り入れ構想もあるようだが、こっちも無理。

それよりも東区は、西鉄貝塚線との相互乗り入れ案の方が先決問題のはずだが、西鉄は採算面を考えて、10年前に津屋崎~新宮間9.9キロメートルを廃止、新宮~貝塚間11キロメートル・10駅とし、宮地岳線の呼称を貝塚線に変えた。

仮に、この貝塚線に地下鉄が相互乗り入れすることになると、まず多々良川にかかる名島橋梁は大丈夫?という声が聞こえてきそうだが、平成20年に地下鉄車両でも走行可能という結果が出ている。

次に問題になるのが総工費で、同じく平成20年当時の試算によれば、中州川端駅折り返しで220億円、天神駅折り返しで260億円。

ちなみに、西鉄貝塚線の駅間距離は平均1.2キロメートルで、地下鉄2号線は782メートル、この当時で、JR鹿児島線や地下鉄2号線の利用者は増加していたが、西鉄貝塚線は微増に止まっていたようで、だからといって、駅を増やそうとすれば、さらなるコストアップになる。

採算性を考えると、いかに市営とはいえ、簡単に着工できるような金額ではないため、こっちも無理。

となれば、地下鉄延伸事業はおそらくこの七隈線博多駅延伸工事を最後に、終了ということになるのだろうか。

上川端商店街

かつて福岡市内各所には、数多くの商店街が存在していたが、再開発でビル化して消滅した商店街や、郊外の複合商業施設に客を奪われてシャッター街となった商店街も多く、現在博多区で残っている商店街としては、美野島や雑餉隈、そして上川端商店街くらいのもの、と言って良いだろう。
博多川の東側、右岸沿いにある上川端商店街の北口、福岡市の幹線道路である明治通りのさらに北側には、以前は下川端商店街が連なっていたのだが、現在は再開発でリバレインモールに変身しており、こことキャナルシティを結ぶ商店街としても活用され、今でも多くの人たちが行き交っている。
上川端商店街は博多を代表する商店街だけに、「お仏壇のはせがわ」を始め市内でも指折りの神仏具店や、小間物などの老舗も数多いが、後継者たちは新しい顧客を求めて天神や博多駅などに店を構え、上川端商店街の店舗には昔ながらの品揃えで、年老いた店主が商いを続けている店も多く、昭和の息吹が残っているレトロな店舗もある。
そのためもあり、人通りは増えてものの買い物客は減っているのが実状で、最近は飲食店が徐々に増えており、物販主体の店は次第に撤退し、商店街は様変わりし始めた。
昔ながらの経営者は慣れ親しんだ土地を離れたくないのが心情で、高齢化とともに自らは廃業して、店舗は飲食店を経営する若い人に貸すケースが増え始めており、数年後には国内有数の飲食店街になるかもしれない。


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