「マミーズプレミアム桜坂店」解体始まる・・・次はどこが、なに造る

先月、7月17日(日)で閉店した、マミーズプレミアム桜坂店の解体工事が、先日の8月5日から始まった。
この店は、もとも北九州市に本社があったスーパーの丸和が、高級志向のラ・パレット桜坂店としてオープンしたものの、丸和が広島のスーパー、ユアーズに吸収される際に、マミーズに売却したものだった。
ユアーズそのものも、昨年イズミ(広島市)の傘下となった。
このたび、この旧・マミーズプレミアム桜坂店を購入し、解体工事に取り組んでいるのは、ユアーズで、もともとの所有者がもう一度、桜坂でスーパーを経営するということなのだろう。

スーパー業界は大変だ。
福証上場のマルキョウ(大野城市)は、2年前に西鉄と資本業務提携を結んだため、ごく単純に西鉄傘下に納まるつもりなのだろうか、と考えていたところ、山口のスーパー丸久と大分のスーパー、マルトミストアが合併したリテールパートナーズ(下関市)との統合を7月21日発表。
ローカルスーパーの生き残り策は、エリアを押さえたもの同士の合併しかないのだろうかと感じ入った次第。
マルキョウが申し出たのか、それとも逆に申し込まれたのか定かではないが、基本的に人口が増えないことに成長は無いだろうから、福岡の企業は今後もますます存在感を増していくことだろう。


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バゲットで知られていた、「ル・パン・リュストー」~事業停止

先日、7月17日(日)で店舗を閉じた、城南線沿いの「マミーズプレミアム桜坂」店。

その2階にテナントとして入っており、バゲットの美味しい店として、マスコミでもたびたび紹介されたことのある、「ル・パン・リュストー」(㈲システム・ユー)が事業停止し、事後処理を弁護士に一任した模様。


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マミーズ~一部店舗売却を模索?

民事再生法を申請したオレンジチェーン本部から、平成15年8月に分社独立した食品スーパーの㈱マミーズ(柳川市)は、旧千歳屋や旧福岡大洋フードなどを吸収合併して、筑後地区を中心に福岡地区や佐賀市、荒尾市、長崎県西海市などで合わせて39店舗を展開、地域に密着した経営で年商180億円余りを計上してきた。

だが、近年の競合の激化もあり、剛理科のために一部店舗、10店舗内外の売却先を探しているようだ。 続きを読む