マミーズ桜坂店跡・・・次は安売王

先月初めから10月10日までの予定で、解体工事が進行中の旧マミーズプレミアム桜坂店、建物の取り壊しはほぼ完了しており、現在はどうやら打ち込まれている杭を引き抜いているようす。
ここに新しく引っ越してくるのは、どうやら三角商事㈱(博多区博多駅前、三角勝信社長)のようだ。
もっとも、正式な法人登録名を聞いて店舗の名前がわかる人は、業界に明るい方だろう。
わかりやすくいうと、ディスカウントストアである、安売王ルミエール。
もともと京都郡苅田町から出発したもので、福岡に本社機能を持ってきたのは昨年の4月。
今回、この桜坂の土地を旧丸和・現ユアーズから購入、本社機能を持たせた店舗を開設する予定。

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「マミーズプレミアム桜坂店」解体始まる・・・次はどこが、なに造る

先月、7月17日(日)で閉店した、マミーズプレミアム桜坂店の解体工事が、先日の8月5日から始まった。
この店は、もとも北九州市に本社があったスーパーの丸和が、高級志向のラ・パレット桜坂店としてオープンしたものの、丸和が広島のスーパー、ユアーズに吸収される際に、マミーズに売却したものだった。
ユアーズそのものも、昨年イズミ(広島市)の傘下となった。
このたび、この旧・マミーズプレミアム桜坂店を購入し、解体工事に取り組んでいるのは、ユアーズで、もともとの所有者がもう一度、桜坂でスーパーを経営するということなのだろう。

スーパー業界は大変だ。
福証上場のマルキョウ(大野城市)は、2年前に西鉄と資本業務提携を結んだため、ごく単純に西鉄傘下に納まるつもりなのだろうか、と考えていたところ、山口のスーパー丸久と大分のスーパー、マルトミストアが合併したリテールパートナーズ(下関市)との統合を7月21日発表。
ローカルスーパーの生き残り策は、エリアを押さえたもの同士の合併しかないのだろうかと感じ入った次第。
マルキョウが申し出たのか、それとも逆に申し込まれたのか定かではないが、基本的に人口が増えないことに成長は無いだろうから、福岡の企業は今後もますます存在感を増していくことだろう。


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