福岡の高級住宅地である大濠地区は、近年分譲マンション建築が活発だが、また新たなマンション開発計画が来年早々にも決まりそうだ。
大濠２丁目のど真ん中にある３６０坪土地で、築４０年以上の家屋が建っている物件、近隣に居住している人によれば、過去にその家の広い庭でパーティが開かれている光景を何回も見たことがあるという。
この物件の最低価格は７億７６００万円。
来年１月１９日に入札が行なわれる予定だが、応札を三菱地所レジデンスと広成建設が検討している模様。
ただ、三菱地所レジデンスが応札するのは十分にわかるが、JR西日本系列の広成建設は、JR九州と異なり、マンション建築は受注するものの、自ら分譲マンションの企画開発はしないはず。
ではどこのデベロッパーと組むのだろう。
過去の実績で行くと、いくつか名前が浮かぶが・・・、さてどこでしょう、わかった人は手を挙げて！。
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大濠で３６０坪の敷地～来年１月１９日～入札
三菱地所レジデンス～分譲マンション４棟～同時進行
聞くところによれば、福岡市の人口伸び率は東京２３区を上回るという。だからというわけではないだろうが、福岡都心部は大型分譲マンション開発が活発で、ワンルームマンション建築も箱崎や祇園古門戸地区、美野島、博多駅南地区、高砂などで多い。
「ザ･パークハウス」ブランドの三菱地所レジデンスが、東京都心でどのくらいの分譲マンションを開発販売しているのかわからないが、福岡で現在、建築販売中の物件は以下の３棟で、これに加えて４棟目のプロジェクトが始まったようだ。
① ザ･パークハウス西新２丁目 ４７戸・８階建
平成２８年１２月竣工予定 ゼネコン・上村建設
よかトピア通り百道橋の西１００ｍから南へ１００ｍほどのところで、周りは住宅街で、マンションが多い。
よかトピア通りをはさんだ北側は、西南学院中学校・高等学校があり、その西側には福岡市博物館もある。
② ザ･パークハウス桜坂サンリヤン ３２２戸・２３階建・全４棟
平成３０年７月３１日竣工予定 ゼネコン・三井住友建設
城南線沿い地下鉄桜坂駅から歩いて３分ほどの旧・九州電力城南クラブおよび桜坂研修所跡地。
マンション名に「サンリヤン」が付いているのは、西日本鉄道との共同開発物件であるため。
③ 長浜２丁目計画 １５９戸・２１階建
平成３０年１２月２９日竣工予定 ゼネコン・フジタ
大正通りと那の津通りが交わる、長浜交差点の北東角、旧・ＵＲビル跡地。
ウェルホールディングスとの共同開発物件。
新たに取り掛かる物件は浄水通り。
④ 平尾３丁目３７６計画
既存建物の解体工事が進められており、期間は７月末。
住居表示からいけば平尾３丁目となるが、 場所は浄水通り沿いで、旧・メルパルクホール、積水ハウスが開発した「グランドメゾンガーデンシティサウスフォレスト」の南隣。
施工は大末建設が受注する予定。
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分譲マンション・長浜２丁目計画～１５９戸
那の津通りと大正通りが交差くする長浜交差点の北東角で、昨年来続けられていた解体工事がようやく終了するようで、６月から２１階建・１５９戸の大型分譲マンション建築が始まる。
事業主体は、三菱地所レジデンス㈱と、㈱ウェルホールディングス。
大正通りをはさんだ西側では、㈱コーセーアールイーと、㈱ランディックアソシエイツが共同事業体で分譲マンションを建築中。
また福岡魚市場の西側にあった旧合同宿舎簀子住宅は、西武ハウスが購入して、６月一杯かけて解体中で、分譲マンション開発を計画しており、旧浜の町病院寮の跡地も新規分譲マンションが開発中。
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