無駄な選挙 ~ 太宰府市

菅原道真は学問の神様として、今なお多くの国民の崇敬を集めており、太宰府天満宮の門前町は参詣客で賑わい、最近では海外からの観光客でも溢れており、境内や参道は外国語が飛び交って、天満宮もだいぶ様変わりしてきた。

その天満宮がある太宰府市の市民は、市役所改革を考えて今の市長を選んだのだろうが、行政と議会の間にいつの間にかミゾができて、市長の不信任案が議会で可決され、市長は議会を解散して市民に信を問う市議会議員選挙が先日26日告示されたが、立候補者のほとんどが反市長を表明しているだけに、来年1月には再び不信任案が可決されることになるだろう。

次に待っているのは市長選挙で、元代議士や現教育長の立候補が取り沙汰されているが、今度こそ長続きする市長を選んでほしいものだ。

最近の首長選挙はテレビなどで露出が多く、知名度の高い人物が当選するケースが多いが、有権者は候補者をしっかり見極めて投票することだ。

太宰府市民は市議会議員と市長選挙に、どれだけ無駄な税金が使われたのか、よく反省して一票を投じてほしい。