チラシ配りで勾留20日間

不動産情報やリフォーム等の営業チラシが 郵便受けに入るのは珍しいことではない。
政治家の活動報告や討議資料の類のチラシも頻繁に入る。
ただ一方で、受け手側がチラシを嫌うケースもある。
何かを伝えたい時、どうしても伝えなければならない時にチラシは有効なツールの一つであるが、怖い話を聞いた。

ある会社の営業マンが マンションの郵便受けにチラシを入れた後、管理会社によって防犯カメラとチラシの連絡先から特定され、「不法侵入」で警察に通報された。
何でもチラシに管理(販売)会社が気に入らない内容が含まれていた様だ。
その後、捜査員が6人で自宅に訪ねてきて、7日間の予定で勾留されることになったが、人権侵害を訴え猛抗議したことが裏目に出て勾留延長となり、20日間も家に帰れなかったという。
結局 罪に問われることはなかったが、お上に逆らうと大変なことが分かったという話だ。

戸建て住宅で道路側に郵便受けが付いている場合もあるが、門扉を開けて宅内に入っていくケースが殆どだ。
マンションの郵便受けに入れるときは 間違いなく敷地内に入るので、不法侵入と言われれば反論の余地はない。
これまで当たり前だったことが 通じない世の中になってきた。