飯塚市長選挙~予想

前市長が平日昼間に賭けマージャンという前代未聞の理由で辞職したため、2月19日公示、26日投開票の予定で、市長選挙が行なわれる。

現在、出馬を表明しているのは、元飯塚市議会議員の小幡俊之氏(59)、前飯塚市教育長の片峯誠氏(60)、弁護士の小宮学氏(61)の3名で、いずれも無所属新人。

現時点で準備が着々と進んでいるのは、既に選挙事務所を構え、後援会組織が動き始めている片峯誠氏で、先月の成人式でも前市長の代理を務めたこともあり、名前が浸透してリードしているようだ。

一方、先の北九州市議会議員選挙で10名の候補者を擁立し、全員が当選した日本共産党が応援している小宮学氏も侮りがたく、激しい選挙戦が予想されている。

3名の立候補予定者はほぼ同世代で甲乙つけがたいが、独自の教育方針で現場を指導し、飯塚市の多くの若者を育ててきた、片峯誠氏の実績を評価する声も多く、一歩抜け出しているのは間違いないようだ。

参議院福岡選挙~予想

5月に入り衆参同日選挙の噂が全国を駆け巡り、衆議院の先生方も浮き足立ったものの、最後は安倍総理大臣の一声で消費税増税が延期となり、解散風は吹っ飛びアッサリ幕となった。
さてここで、参議院福岡選挙区の投開票日1ヶ月前の情勢を予想してみよう。
福岡県内有権者数は420万人で、投票数は前回の投票率から考えて、最低の50%と見ると210万票である。
今回の立候補予定者は玉石混合の8人で、既に自民、民進、公明、共産の4人が勝ち組として抜き出ており、当選を争っている状態と言って良いだろう。
衆議院の解散がないと判った途端に、理由は定かでないものの、民進党古賀候補の動きが止まった気配があり、50万票前後ではなかろうか。
自民党大家候補は、麻生副総理が選対本部長の陣立てで他陣営の羨むところであり、万全の体制で70万票を目指しているが、若干の目減りが考えられる。
今回台風の目である公明党の高瀬候補は、安倍総理とのツーショットポスターが功を奏して、学会の基礎票に加え自民党議員の協力で、40万票の得票は固いだろう。
野党の選挙協力が福岡選挙区では生かされておらず、共産党のしばた候補は、現時点では30万票前後の予想で、公明党候補に10万票の差をつけられており、今後どこまで追い上げられるか、分かれ道にまるだろう。


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