潔い男の引き際・富山2区

5月25日、富山県の自民党県議の上田英俊氏(56歳、6期目)が、次期衆院選富山2区から出馬する意向を表明、激震が走った。
前日には、現職で元1億総活躍兼沖縄北方担当相の宮腰光寛氏(70歳、8期目)が 9選出馬を目指して 結束を確認したばかりだった。

保守分裂選挙となるかと思いきや、その後の対応が早かった。
翌26日、宮腰氏が記者会見し、次期衆院選には出馬せず政界を引退することを発表したのだ。

「今回は出馬し、次回は世代交代を考えていた」ところまでは 福岡5区の原田義昭氏と同じだが、分裂選挙は避けなければならないということを優先し、上田氏が立候補を表明したことで、「決断を下すのであれば、いつまでもぐずぐずしている訳にはいかない」と述べたという。

即断・即決・即実行、潔い男の引き際として、地元関係者は歓迎している様だ。