初詣

福岡市内に限らず、師走の声とともに、◎◎神社初詣の幟旗がよく目に入り、大晦日から元旦にかけて、初詣に行く老若男女が昔に比べると増えたような気がするが、よくよく考えてみると、50年前に比べ、福岡市の人口は70万人から155万人に倍増しているわけだから、参拝人口が増えて当然だろう。

どこの神社も、寄付に頼らず、お札やお守りの販売などで維持管理費が賄えているようで、新興住宅地にある小さな神社も、年々きれいになっており、喜ばしいことだ。

ただ、正月の参拝者は帰省した人たちも多かったはずで、地域や地方の神社は日常の神事などを行なうことが難しい問題になり始めているようだ。

人口が増えなければ、街からは活気が消えていく。