事務所移転に何が?

岸田内閣で厚生労働副大臣としてコロナ対策に奔走している 自民党の古賀篤代議士であるが、2月から事務所を移転したことが地元で話題になっている。
先の衆院選では4回目の当選を果たした古賀氏、選挙を重ね地盤固めが出来たかの様に見える。

財務官僚だった古賀氏は平成24年、公募に手を挙げ太田誠一氏の地盤を引き継ぐ形で初当選を果たし、以後9年間、早良区南庄にある太田氏と同じビルの一部を事務所として使ってきた。

ところが、1月31日付で同事務所を引き払い、2月から同区室見にある賃貸ビル2階に移転、引退後も政治に口出しする重鎮の話は 2区や7区で聞こえて来るが、太田氏も事あるごとに口を挟んできた様で、古賀氏が耐えかねて飛び出したというのが大方の見立てだ。

更には同時に秘書が3人辞めたという話もある。
太田氏との間に確執が生まれたとすれば、3区には 太田氏と関わりを持つ地方議員も多く、今後の政治活動や資金集め等に支障が出るのではと心配する声が聞こえてきた。

6対5

福岡県内の衆議院議員は11の小選挙区に分かれており、前回の選挙では11人の自民党議員が当選している。
福岡県知事選挙で現職の小川洋候補を、堂々と支援表明しているのは、2区の鬼木誠氏、3区の古賀篤氏、4区の宮内秀樹氏、6区の鳩山二郎氏、7区の藤丸敏氏、11区の武田良太氏の6名である。
自民党の残る5名と参議院議員の2名は、麻生太郎副総理の顔色を窺う人達で、忖度の達人として自民党内においては、安倍総理の一強に貢献しているが、福岡県民の民意に大きく反する国会議員として、獲得する票を減らすのは間違いないだろう。
特に数年前に行われた北九州市長選挙において、水面下で調整が行われていた際に、事前に候補者名をマスコミにリークした、国会議員の行為を北九州市民は思い出して欲しい。
今回の県知事選挙においても、福岡市長候補であった武内和久氏を、周囲の状況判断を誤って知事候補に祭り上げ、麻生太郎副総理だけでなく、知事候補の推薦をした自民党の評判まで落し、自分の勢力拡大だけ考えている、国会議員の責任はどうなるのだろう。



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古川忠県議の応援大会

3月9日福岡市早良区の西新パレスで、午後2時から早良区選出の古川忠県議会後援会が主催し、「応援大会」が盛大開催にされた。
晴天の土曜日であったが、瞬く間に455席は地元の人で埋め尽くされ、立ち見席などを含めて約500名が参加する盛況ぶりであった。
この会合には小川洋現知事も出席し挨拶され、小川洋現知事の支持を表明した福岡3区選出の古賀篤衆院議員や、同区選出の自民党市議会議員3名も応援に駆け付け、古川氏、小川知事支援へエールを送る挨拶を行った。
古川氏は選挙は7期目の挑戦であり、「国民、県市民が普通の安心した生活が出来る街作りを目指します」と決意表明を行った。
また実績として、観光都市福岡に相応しく、県立大濠公園のトイレを従来和式のみだった所を、外国人観光客や高齢者向けに和洋両用に交換、更に健康志向の影響でジョギングを行う市民が増加した事で、池の周辺道路を、散歩コースやジョギングコースに分け、更に足に負担が掛からない素材に変更するなどを紹介した。
市民に根ざした街作りを、今後も県議会議員として尽くして行きたいと決意と抱負を語り、最後に勝鬨を挙げ、参加者から大拍手の中で散会した。
筋が通ったベテラン議員として、地元には必要な存在であるが、早良区は激戦が予想される地区だけに、最後まで気を抜かないことだ。



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福岡第3区~民進党の候補者は誰?

今年も師走に入り、政治家の先生方、特に年明け早々にも解散が噂される衆議院の先生方は、慌しさが一段と増しているのではないだろうかと想像するが、最大野党を自負する民進党、少々解せないところがある。

先日、西区の経営者との間で話題になったのが、民進党は福岡3区から誰が立候補するのだろう、ということだった。
福岡2区は稲富修二氏が、中央区や城南区、南区の主要場所で毎朝、辻立ちを熱心に行っているから、名前はよく通っている。
ところが、福岡1区と福岡3区は悲しいかな、名前も聞こえてこない。
福岡1区は前回の選挙で福岡8区から国替えとなった、山本剛正氏が次回も立候補するだろうということは想像できるが、福岡3区は半年ほど前に新聞紙面の地方版で、誰かが立候補するという記事を見たような気がするが、まったく記憶がない。

民進党福岡3区で検索すると、山内康一氏(33)がどうやら立候補するようで、ホームページはほぼ毎日更新されている。
さて、どうだろう。
今の時代にSNSで発信するのは当たり前だが、政策や略歴はホームページに書いてあるから見てくださいではだめだろう。
ヒラリー・クリントン候補は1年近い選挙運動の中で、政策を語ることは少なかったようで、公式ホームページを見て欲しい、といっていたそうな。

民進党の面々が大嫌いな小沢一郎氏の得意なドブ板選挙を徹底しないと、簡単にいえば、稲富修二候補者のように辻立ちやミニ集会で、顔や人となりをアピールしないと、有権者の支持は得られないだろう。
福岡3区で古賀篤議員のポスターを見ることはあっても、山内康一氏のポスターを見たことは無い。

書き手である、オマエの頭が悪すぎる、と突っ込まれそうだが、2回目に名前を書こうとしたが、出てこなかった。

福岡1、2、3区

 福岡県内には11の選挙区があるが、政令指定都市の福岡市は東区と博多区の第1区と、中央区や城南区、南区をエリアとする第2区、また早良区と西区、そして糸島市を含む第3区に分かれており、ベテラン議員が引退した後は、1区に井上貴博議員が、また2区には鬼木誠議員、そして3区は古賀篤議員が小選挙区で議席についている。

今度の第三次安倍内閣で、2区の鬼木誠氏と3区の古賀篤氏は環境と総務・内閣府政務官に任命され、一歩一歩階段を上っているようだ。

それに引き替え1区の井上貴博議員は、暴言問題が尾を引いて、女性問題へと発展し、さらに政治資金の使途について追及され、一時は祇園山笠などの地元の表舞台から姿を消していたが、人の噂も75日の例えがあるように、最近は徐々に姿を見かける話が伝わってきた。

ところで2区鬼木誠議員の対抗馬に、民主党の元議員である、いなとみ修二氏が常日頃から、南区や城南区を中心に辻立ちを続けており、最近は中央区でも見られるようになっているから、鬼木誠議員にとっては脅威だろう。
福岡市の自民党代議士の中で、一番安定しているのは3区の古賀篤議員だろう。
未だに民主党の公認候補も決まらず、議席を脅かすような噂は一筋も立ち上っていないと断言出来るが、今後も不穏な動きが出てこないという保証はなく、のんびり構えていると足元をすくわれる可能性があるから怖い。

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