初心忘れずに~議員の皆さん

統一地方選挙が終わって来年の春は丸2年が経過、地方議員の先生方は次の選挙に、それぞれが決断して準備に入るはずだが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の言葉があるように、2年を経過すると大半の先生方が選挙期間中に行なった運動を忘れている。

選挙が近くなると交差点角には、多くの候補者が旗を持って通勤途中の有権者に挨拶しており、選挙が終わった1週間程度まではお礼を兼ねて、数名の候補者が立っているのを見たことはある。

だが前回の選挙から1年半が経過した現在でも、南区のはずれから車で通勤している途中、朝の辻立ちを見るのは、市議会議員では共産党の堀内徹夫氏、県議会議員の樋口明氏、国会議員では落選した稲富修二氏の3名だけだ。


堀内徹夫議員は共産党所属で1年生議員だから朝立ちは理解できるし、稲富修二氏は落選しているだけに、常在戦場でこれも理解できるが、樋口明県議会議員は4期生で自民党や議会での要職にも就いていることから、辻立ちしている姿を見るたびに感心させられる。


一度決めたらずっと続ける、この「鉈の力強さ」が樋口明議員の持ち味であり、着実にもう一段、階段を上がることだろう。


 

日本共産党福岡市議団

~福岡市7区の立候補者が全員当選~
 統一地方選挙の第一部は、12日日曜日午後8時に投票が締め切られ、深夜にかけて当落が判明した。
今回の福岡の選挙では、日本共産党が見事な躍進を遂げたと言って良いだろう。
前回の福岡県議会選挙では議席を失い0だったが、今回は小倉南区と若松区で元職が見事に復活しており、関係者も胸をなでおろしていることだろう。
また福岡市議会議員選挙では、前回の選挙で博多区、城南区を除く5つの区で5議席を確保していたものの、議案提案権が得られる6議席に満たず、政党としての働きが今一歩の感は否めなかった。
さらに支持者の高齢化が目立ち、運動員の動きも昔に比べると遅くなっていたことも懸念されていたが、関係者の努力の甲斐あって、そうした懸念は一掃されたようだ。
南区選出で市議団長だった、宮本秀国前議員の引退に伴い擁立した新人候補の堀内徹夫氏、博多区選出の元職である比江嶋俊和氏、同じく城南区元職の倉元達朗氏が当選を果たし、市内7区の候補者全員が当選しており、今後4年間福岡市議会においては目付役として、大いなる役目を果たすことだろう。
仕事の関係上、事務所で購読している赤旗の、13日月曜日朝刊に、星野美恵子氏と堀内徹夫氏の当選御礼のチラシが早くも入っていたのには驚かされた。 続きを読む

共産党福岡市議団

~宮本秀国市議団長引退の影響は・・~
 日本共産党福岡市議団は現在5名で構成されているが、福岡市7区すべての選挙区で候補者を立て、議員提案が出来る7名体制を目指して全員当選を果たすべく、選挙戦に臨んでいる。
中でも7期目の当選を目指して、ベテランの星野みえ子議員が立候補している中央区は、これまで中央区と南区の責任者だった堀内徹夫氏が、市議団団長だった宮本秀国氏の引退に伴い、南区から立候補することになったため、組織内部が若干弱体化したようだ。
同時に党組織を支えている、党員の高齢化も大きな問題になっているためか、ポスター貼りやチラシ配りなども、作業が遅れ遅れになっているようにも感じられた。
中央区から出馬しているどこの会派の候補者も、選挙運動員不足を嘆いているが、ここにきて当選は絶対確実と言われてきた星野みえ子候補を懸念する声が流れ始めた。
しかしベテランの星野みえ子候補だけに、そうした気配は既に察知し重点地区を設定、早急な増員で組織の強化を図っていることから、選挙運動員の動きも活発化している。
福岡市議会でお目付け役的な立場の日本共産党として、モノが言える数少ない女性議員であるだけに、今回の選挙では当選して欲しい議員の一人だ。
だからこそ、和解支持者を増やすことを考えて、憲法などの堅いイベントも必要だが、若い母親が育児などについて、気軽に相談できるようなイベントの開催も望まれる。

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