「なんぼかいい世に…」 FBS退社の理由

今年の統一地方選の前に、地元テレビ局の「浜崎さん」という男性アナが退職して 立候補するという噂が流れた。
テレビを殆ど見ないので 恥ずかしながら浜崎正樹というアナウンサーを知らなかったが、FBSの局アナで 野球中継やズームイン朝などの番組で知名度が高い人物という。

結局、それは単なる噂に過ぎなかったが、浜崎さんのTwitter の「元FBS福岡放送アナウンサー、コロナ禍報道に耐えきれず退職した男、局アナではできなかったこと、言えなかったことを発信します!」という紹介文が目に止まり興味が湧いた。
そこで 知人を介し、取材をすることができた。




浜崎さんは、FBSの看板アナとして 長年お茶の間に親しまれてきたが、今年1月、アナウンス部長という肩書を投げ打って退社、合同会社 hammar’s(はま~ズ)を立ち上げた。

退社に至るきっかけは 新型コロナウイルスに関する 局の報道姿勢だった。
2021年の春からワクチン接種が始まり、浜崎さんも2回目までは接種、しかし2022年の3回目接種から違和感を持ち始める。

当時既に1200件以上の接種後の死亡が報告されていたのに、国は接種と死亡の因果関係を明らかにしようとする姿勢に欠けていた。(現在も同じであるが。)
また、厚労省の資料が 未接種者の方が感染しにくいというデータを隠蔽していたことも発覚、国の情報統制に対し不信感を抱き、その情報を垂れ流すだけの局の姿勢に疑問を抱くようになった。

→ 弊社記事 未接種の方が感染しにくい60代 ([2022年8月2日)

浜崎さんは局内で、ワクチン接種推奨一辺倒ではなく、せめて副反応や死亡例などの危険性についても併記して放映することを主張するも、上層部の理解は得られず実現しなかったという。
殆どのマスメディアが連日感染による恐怖を煽っている状況の中では 如何ともし難いものがあった。

しかし、名古屋市のCBCテレビ、神戸市のサンテレビ、週刊誌では女性セブンなど、ごく一部に こうした危険性などについて 取り扱っているマスメディアがいたのは事実である。

→ 弊社記事 CBCが動かした河村市長「ワクチン後遺症窓口」設置(2022年2月15日)

特に、CBCテレビの大石アナウンサーとは同期で、ワクチン後遺症患者にスポットを当て、寄り添い、情報を発信している姿に刺激を受けた。
もちろんそれは、局の理解があってできることだ。

「うちの局は変わらない。黙って局の方針に従うか、それとも 思い切って辞めて 独立するか。」
4人の子育て中の浜崎さんであるが、相当悩み出した答えが 退社だった。

安定した身分を捨て 大海に飛び出し 不安はあるが、それでも 浜崎さんは「なんぼかいい世にしたい」と 真っ直ぐ前を向いている。
Youtubeチャンネルも開始し、情報発信も始めた。
ハマちゃんねる (チャンネル登録お願いします)

これまでの経験とスキルを活かした 浜崎さんならではの発信が楽しみだ。




司会、講演、ナレーション、映像制作(撮影・編集・対談・配信)など、お仕事の依頼は hammar’sまで。
hammar’s 公式ウェブサイト

CBCが動かした河村市長「ワクチン後遺症窓口」設置

下表は1月21日に厚労省が公表した ファイザーワクチンによる年齢別の副反応疑い報告数だが、重篤報告、死亡報告共に 無視できる数ではない。
しかし、国は ワクチン接種を勧めるばかりで、副反応の疑いのある人々に特化した窓口は設置していない状況だ。
また、これまで 独自に相談窓口を設置した自治体も無かった。

こうした中、夏のオリンピック大会後、金メダルをかじってから音沙汰のなかった 名古屋市の河村たかし市長が、ワクチン接種後の体調不良に苦しむ人たちのために後遺症の相談窓口を設置することを決め 脚光を浴びている。



市長を動かしたのは、愛知県のローカルテレビ局の報道だ。
名古屋市に本社を置く CBCテレビでは、ニュースの中で「大石邦彦アンカーマンが深掘り解説」というコーナーにおいて、昨年9月以降 ワクチンの副反応被害について度々報じて来た。
副反応によると思われる後遺症で苦しんでいる若者、ワクチン接種3日後に亡くなった方などを取材し、大石アナウンサーが 分かりやすく解説している。

ワクチン接種を急げという政府の発表を そのまま報じるメディアが大勢を占める中、影の部分にいち早く光を当てた点が素晴らしい。
Youtubeでも視聴できるので一度ご覧頂きたい。

CBCニュース「大石邦彦アンカーマンが深掘り解説」はこちらから