福岡大学法科大学院の奨学金制度

弁護士などの養成を目的として作られた法科大学院、全国的にその数は減り続けているが、福岡大学法科大学院は辛うじて学生募集を続けている。

同大学院は、学生募集のパンフレットの中で、奨学金制度として特待生5人以内に授業料全額相当支給、準特待生5名以内に授業料半額相当支給など、勤勉な苦学生にあたかも3年間授業料が免除になるような夢を抱かせ、新入生の確保に取り組んでいる。

しかし、2年次・3年次になるとハードルが急に上げられ、実際には3年間継続して奨学金を手にできる学生はごく僅かのようだ。

奨学金は前年度の成績によって決定されるが、試験は記述式で成績は教員の裁量に任されており、成績優秀者を絞り込むのは容易なことである。

特に、同大学院は応募者が激減し、毎年20名定員の半数程度しか入学者がいない状況が続いており、経営的に奨学金を支給できる余裕がないのは一目瞭然である。

奨学金制度を当てにして、これから受験しようという皆さん、そんなに世の中甘くないですよ。



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新刊紹介『若者たちへ伝えたいお話』

この本の著者小田 鴿介(おだ こうすけ)氏が、本書「若者たちに伝えたいお話」の中で提言していることは、現代を生きる若者たちは、様々な問題を抱えているが、具体的には「奨学金の負担」、「学業とアルバイトの両立」、「生活に関する問題」に加え、「政治が抱えている諸問題がわからない」などが精神的な負担にもなっている。
また「10年先をどう生きるか」、「職業選択などの不安にどう対処すれば良いか」、特に「政治や社会問題はどのようなものがあるのか」、その対処の仕方など幅広く著者自身の所見を述べている。
最後に「AIの活用の方法」など、工学博士ならではの視点で本書でアドバイスをしている。

〒171-0014
東京都豊島区池袋3-51-5B101
発行元 東銀座出版社
TEL 03-6256-8918
FAX 03-6256-8919



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最大60万円を免除 ~ 中日本自動車短期大学・奨学金制度

今から半世紀ほど前、予備校に通うため初めて福岡に出てきたとき、同じ下宿に福岡市立博多工業高校の生徒がいた。
対馬の出身で自動車工学科の3年生、ホンダに行きたいと常々語り、ホンダに入社した優秀な子だった。

彼は車を造る方だったが、整備士やモータースポーツエンジニアとして学びたい若人にとって、日本最大級の設備、例えば東京ドーム2つ分の敷地に、保有する実習車の台数は日本最大級、を誇る中日本自動車短期大学の施設は魅力だろう。

岐阜県坂祝町にある中日本自動車短期大学は、北海道・東北・四国・九州・沖縄からの入学者に対し、最大で60万円を奨学金として免除する「一人暮らし応援割奨学金」制度を制定した。
支給条件は、今年度に実施するオープンキャンパスに参加することだけ。

オープンキャンパス開催は次の日程
7月22日(土)、30日(日)、8月6日(日)、20日(日)、9月3日(日)、24日(日)、10月15日(日)、11月12日(日)、12月10日(日)、1月21日(日)

ハイブリッドや電気自動車が増えており、電気やパソコンのことがわからなければなどとよく言われるが、基本はあくまで内燃機関、ガソリン車であり、自動車整備士は必要な存在。

詳しくは、中日本自動車短期大学ホームページをご覧ください。

中日本短期大学
岐阜県加茂郡坂祝街深萱1301
TEL:0574-26-7121
FAX:0574-26-0840

第13回神奈川大学 全国高校生理科・科学論文大賞

 今年で第13回を迎えた、「神奈川大学全国高校生理科・科学論文大賞」は、全国45校から93編の論文応募があり、12月8日開かれた審査委員会において、大賞以下、各賞が次の通り決定した。
表彰式は来年3月15日(日)に神奈川大学セレストホールで行われる。

 

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