私学経営と受験生

少子化が続き、私学の経営が一段と難しくなっているおり、高校や塾などの関係者の中で、福岡工業大学の評価が高まっている。

入学志願者が11年連続で増加しているということがその大きな理由で、高校の進学担当者によれば、大学に入学してからの学生への指導が他の大学に比べるとひじょうに丁寧で懇切だという。

これゆえに受験生の質も年々向上しており、入学してからも自分で考える能力を養っており、就職活動にも影響し、就職率も毎年98%をクリアしている。

それに比べると、今話題の加計学園が運営する3つの大学のうち、平成に入って開校した2つの大学は定員割れが続いている状況で、来年の受験生はさらに減少することが予想され、運営は一段と難しくなるだろう。



上の写真は千葉科学大学マリーナキャンパス。