総理の委員会出席

参議院では予算審議が行われているが、ロシアによるウクライナ侵攻を受け一時中断、岸田総理と関係閣僚は国家安全保障会議(NSC)に出席した。

しかし、会議終了後は国会に戻り 予算質問の答弁に立っている。
立憲民主党の小西洋之議員は、最初こそウクライナ情勢に関する質問だったが、その後は どや顔で、岸田総理の新型コロナウイルス対応の遅さを 「重箱の隅」をつつく様な質問に終始した。

それで論破して何になるのか?
外交や経済、影響は多岐にわたり、一刻を争う判断を要する場面もあるだろう。
なぜ総理がこの程度の質問に付き合わなければいけないのかと思うと気分が悪くなった。

もともと、日本の国会は 諸外国に比べて 総理の出席が多過ぎるという議論もある。
総理や国務大臣が審議に応じることは議会制政治の基本ではあるが、「危機管理」という観点から 柔軟にルールを変える必要があるのではなかろうか。