フクオカンドリーム

日々成長している元気都市「福岡」は、今年6月にはライオンズ世界大会が行われる予定で、平成31年のラクビーワールドカップや、平成33年の世界水泳大会誘致にも成功しており、人口も増加している。
九州各地の県庁所在地からは、老いも若きも特に若い女性などは九州新幹線や高速バスを利用して、福岡へ遊びを兼ねて買い物ツアーで訪れている。
夢が溢れる福岡市だけに、夢を追いかけ店をオープンする人も多いが、経験が乏しいだけに失敗する人も同じ様に多く、飲食店では初期の設備投資を少しでも抑える方法として、昔からあった居抜き店舗売買が活発になっており、専門にしている不動産屋も現れた。
居抜きであれば小さな資本で、飲食店がオープンできるメリットがあり、仮に失敗しても居抜きで売却できれば、損金という授業料は小さくて済む。
中には居抜きの店舗を再度改装して、少し高めの家賃を設定、店舗をリースで貸す新しいビジネスも生まれており、福岡市は若い人にとって、夢とチャンスが多い都市でもある。
一方で弁護士や税理士など士の付く職業も、人口が減っている地方都市では開業が難しいが、福岡では何処かで不動産取引も毎日行われており、それに比例してトラブルも発生しているのが実情で、相談で始まって依頼される案件も増え、知名度が上がれば十分に飯が食える街が福岡市だ。


表題の写真は、job.inshokuten.com より拝借。

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居抜き物件

 元気都市を自認する福岡市は、住民票が増加していることから、毎年人口が確実に増えていることは把握していると思うが、住民票は実家に残したままの学生など、若い独身者がどの程度居住しているかまでは、把握できていないかもしれない。
こうした若者の大半は都心部のワンルームに住んでおり、部屋はほぼ寝るだけで、調理することはほとんどないと聞いたことがある。
しかし都心部には深夜営業のコンビニやテイクアウト、配達専門の飲食店も数多くあり、食事で困ることは無くなった。
だからというわけではないが、都心部の片隅には、屋台同様に3坪以下の狭さを売りにして、冷蔵庫からのビール出しを客に手伝わせ、客もそれを喜んで手伝っているような飲食店もある。
こうした飲食店は家庭で普段使っていた調理器具を持ち込み、当然ながらグラスや皿などの食器類も新しく買ったりはせず、少ない資本で店を造る方法を若者は生み出し活用しているのが、福岡市のエネルギーになっているようにも思える。
こうした起業したい若者向けに、居抜きの飲食店舗を検索できる専用サイトがネットで開設されており、不動産業界でも専門業者が増えて来た。
新しい商売を始めるチャンスはいくつでもある。 続きを読む