ジェンダーフリー

平成から令和に移り、世の中の変化が速くなった。
昭和に製造された我が脳も、新聞やテレビを見ながら 自分を変えるべく努力を重ねているつもりだが、まだ 新しい常識・文化・秩序についていけないことも多々ある。

その一つがジェンダーフリーだ。
今朝の朝刊に、公立の中高一貫の学校に性別に定員があることを報じていた。
数年前は某医科大学の入試で、男子を優遇していたことも明るみになった。
公立学校や税金を投入する学校の試験で、男女で差が出るのはあってはならない。
それは当然だ。

しかし、ビジネスの世界では男女差別は許されており、むしろ男性が差別されている。
例えば、知人の青年が お見合いのアプリを使用しているが、男性は月額4300円だが女性は無料という。
他にも食事をする店でも、女性を優遇するサービスは多い。
ビジネスにジェンダーフリーは通用しないのか。

政治や行政の世界では、無理に女性の比率を上げようという動きがある。
立憲民主党は執行役員の半数を女性にしたというが、それは 能力を無視した考えではなかろうか。
男女に関係なく、人の上に立つタイプと 下で動いて能力を発揮するタイプがいる。
適材適所を無視して 数合わせを優先することで、組織が回らなくなるかもしれない。

こうした考えは 自身の無知を晒すだけかも と思いながら、恐る恐る書いている。