みやま市

~市議会議長が市民を脅迫~

 昨年末の新聞記事で、「みやま市の市議会議長が一般市民を脅迫」と報じていたことから、御用納めも済み時間に余裕があったので、早速現地を訪れ取材した。

北九州では現在、福岡県警が暴力団壊滅を掲げ頑張っているが、かつてエネルギー源の中心が石炭だった頃の産炭地では、危険と隣り合わせで働く粗っぽい炭鉱夫を甘やかしたこともあり、取り締まるため暴力団を受け入れてきた風潮が今でも根強く残っている。

三池炭鉱有明坑で知られたみやま市も、そうした土地柄の1つだけに、兄弟や身内に暴力団関係者がいてもおかしくない環境だが、今の時代に表だってそうした事柄を口にすることはない。

閉山後は過疎化が進み人口減少は避けられず、議員定数を19名から2名減らして17名にする案もあるため、今回話題になっている議員2名が潔く辞任すれば問題はないが、みやま市議4名がこの件を告発し警察は受理したものの、起訴しない限り辞任するようなことはないだろう。

さらに福岡県警は告発した市議会議員が脅されないよう、強い姿勢で臨むことが求められており、それをみやま市民が一丸となって支援することを忘れてはならない。

そのためにも今年7月の市議会議員選挙で、みやま市民はよく考えて投票することが大事だ。 続きを読む