拉致問題、お茶を濁す程度で終結か?

やることなすこと全て裏目の岸田総理、3月のアメリカ訪問&新年度予算成立後に退陣が既定路線だが、能登半島の地震対応で延命となる見方も。
更に日朝国交正常化と拉致問題の解決で内閣支持率回復を狙っているという。

昨年7月には曽我ひとみさんと面会、11月の「北朝鮮による拉致被害者の帰国を求める集会」に出席した際には、日朝首脳会談の早期実現について意気込みを語った。
水面下での交渉が進んでいると思われるが、能登半島地震の被害について金正恩総書記が異例のお見舞い電報を送ったことで、家族会の期待は高まっている。

仮に日朝首脳会談が実現し、安倍政権でも実現できなかった横田めぐみさんや田口八重子さんら、従来から拉致被害者家族会が求めてきた全員の帰国が実現すれば、岸田総理は延命に持ち込めるかもしれない。
だが、北朝鮮は「拉致問題は既に解決済み」という立場を取っており、政府認定拉致被害者残り12人については「死亡」または「入境せず」としている。

拉致問題に詳しい専門家は、「今回の対象は ① 政府認定拉致被害者だが 家族が拉致被害者家族会に所属していない田中実さん、② 拉致の可能性を排除できない行方不明者の金田龍光さんの2人に絞られている。北朝鮮は2人の一時帰国と引き換えに 5兆円規模の賠償金を要求してくる」と解説する。

例によって岸田総理に本気度は感じられないし、お茶を濁す程度の解決で終わらせようとする外務省の意図も見え隠れする。
北朝鮮は単に賠償金獲得が目当てで、認定拉致被害者と特定失踪者の帰国が実現しなければ逆効果、当然国民は納得しない。
延命どころが即退陣だろう。

ブルーリボンもずっと外してます

12月10日から16日まで「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」、安倍政権下では8年間、拉致被害者の救済について何一つ前進もなく、「日本を取り戻す」という掛け声も虚しく 期待外れに終わった。
岸田総理は11月13日に開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」の席で、「条件を付けずに金正恩委員長と面会し拉致被害者の帰国を実現させる」と決意を語った。
あまり期待されていない岸田総理だが、何かやってくれるかもしれないという気もする。

ところで、凄腕のFX投資家として4年で1億5000万円の荒稼ぎをして名を馳せた、立憲民主党参議院議員の古賀之士氏も、普段は胸にブルーリボンを付けている。

しかし、ある読者の方から「少し変です」という情報を頂いた。
それは 古賀氏が 9月30日にアップした動画で、「自民党が国会を開かないということに抗議をして3ヵ月間 議員バッジを外している」という内容だ。
抗議のために議員バッジを外したのだろうが、よく見ると ブルーリボンまで外している。

古賀氏の動画はこちら

拉致被害者の方々の生存と救出が実現することを願うブルーリボン、署名活動の一つもせず パフォーマンスで付ける議員は数多い。
古賀氏もどうやらその部類で、ブルーリボンの意味を 理解していないと思われる。
ちなみに、古巣の国民民主党の支持母体であるUAゼンセンは、拉致問題解決に力を入れているが、溜息が聞こえてきそうだ。

古賀氏には、議員バッジをこれからも ずっと外し、引退して FXに専念して頂きたい。

最新の世論調査

FNNが7月21日22日に行った、世論調査のデータが送られてきた中で、秋の自民党総裁選挙を見据えての質問に、安倍総理を含む6人の名前が挙げられ、1人を指名する方式で国民は何かを考えているようだ。 続きを読む