日本記者クラブ 党首討論

18日、日本記者クラブでの討論会に各党党首が参加し論戦を交わした。
討論の1部では、党首が他党首を指名し 質疑をするというもの、相手の弱点を突く質問が続いた。
特に 自民の岸田総裁に対しては、総裁選で掲げた公約が鳴りを潜めた経済対策に質問が集中、堂々とハキハキと上手に答えたが、素人の私が聞いていても 正面から答えていなかった。
当然、質問者からは「質問に答えていない」とチクリ、しかし再質問はできないルールでそれ以上は突っ込めなかった。


討論の2部は、記者クラブの代表からの質問だった。
立憲民主党の枝野代表に対しては、「立憲は国民の支持が上がらない理由は」という少し意地悪な質問が飛んだ。
対する枝野氏、「我々は政権の選択肢となるための努力を積み重ね、総定数の過半数の候補者を立てた。支持率が減ったことは問題ではない。世論調査で最終評価をしないで 投票結果で評価すべき」と回答した。

どの党首も 質問に対する回答は似たり寄ったり。

何だか、感心すると同時に 狐や狸に化かされている気がした。
質問には答えないわ、論点はすり替えるわ。
これで政治家を信用しろと言われましても。。。