我らは別格、処分なしの総理と幹事長

緊急事態宣言中に銀座のクラブで飲食をしていたことが発覚した、自民党の松本純元国家公安委員長、田野瀬太道文科副大臣、大塚高司衆院議運理事ら3人は、二階俊博幹事長から離党勧告を受け、離党届を提出し同党は受理した。
また、菅義偉総理は田野瀬副大臣を更迭し、安倍政権の時には見られなかった迅速な処分となった。

二階幹事長においては3人が自身の会派ではないことから処分しやすかったという見方もあるが、衆院解散を控える中で北九州市議選では惨敗するなど世間の風当りは強く、これ以上の支持率低下は避けられないとの判断があったと思われる。

しかし、「GoToトラベル」の全国一斉停止を発表した直後の12月14日夜、菅総理と二階幹事長はステーキ料理、また、1都3県を対象に「緊急事態宣言」が発出され、自民党国会議員に会食自粛を求める通達を出した1月8日夜には、石破茂元幹事長がふぐ料理に舌鼓を打っている。

確か、この方たちは何の処分も無かったはず、「別格」ということらしい。



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