きままに音楽の夕べ

今年も5月13日にアクロス福岡シンフォニーホールにおいて、第24回「きままに音楽の夕べ」を開催するが、第1回目の「中国音楽の夕べ」を走馬灯のように思い出すことが出来る。20年間勤務した東京経済㈱から大阪転勤発令を機に退職して、中央区警固に事務所を開設して、翌年「新春賀詞交歓会」を開催した際に、胡弓の趙国良先生に演奏を依頼したのが縁で、平成4年の桜の季節に第1回目の演奏会を開催した。
事務員さん1人の小さな事務所だっただけに、チケットの販売から司会まで家族全員の協力で無事に終わることが出来、以来趙国良先生をメイン奏者にして20年間続けてこられたことは、偏に多くの会員様のお陰と常に心から感謝している。
平成9年には中国北京から、北京中央音楽院芸術団を招聘した時には、招聘状を書くのに苦労したことも、今となっては良い思い出として記憶に残り、中でも来日が決まっているにもかかわらず、ビザが下りなかったため、松本龍先生にご尽力を賜り、予定通り団員が来日したときの涙は昨日のようだ。
趙国良先生も私同様に糖尿病を患い、また弟子も増えて大きな演奏会が負担になって来たので、互いの健康を考えて「中国音楽の夕べ」は20回でいったん幕を閉じることにして、ささやかな記念として二人で万年筆を購入し、今でも互いに使用している。
第21回目から「きままに音楽の夕べ」とスタイルを変えて、今年も行うが無事に終わることを祈っている。


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衆院選・福岡1区

~年末を控えて解散総選挙~

福岡県は11の小選挙区に分かれているが、前回の総選挙では過去に例がないほどの自民党の圧倒的な勝利により、福岡県内では小選挙区を完全制覇、比例区を合わせて13名の衆議院議員が誕生した。

かつて福岡1区では民主党の松本龍氏が、数十年に亘って議席を維持してきたが、前回総選挙で落選した事により引退を決意、1ヶ月前に引退表明の記者会見をおこなっただけに、福岡1区ではまだ民主党候補者が決まっていない。

その一方では、自民党公認を巡り井上貴博氏と新開ゆうじ氏が激しく争った選挙区でもあり、自民党実力者である麻生太郎氏と古賀誠氏の、代理戦争と関係者の間では評されていた。

福岡1区選出の井上貴博衆議院議員は、前回の総選挙において地元市議会議員と軋轢があった模様で、まだその手打ちが済んでいないとの情報がある。

さらに地盤の博多区では来年の統一選挙で、県議会議員候補として議員の実弟と秘書が立候補するとの噂も聞かれ、決着がついていないとも言われている。

選挙におけるトラブルは何時までも尾を引くことが多いため、早い解決が望まれている。

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